谷口の「先輩に聞いてみました!」

【スタッフ連載】谷口の「先輩に聞いてみました!」

【vol.1】はこまち通信 vol.49 掲載
白浜クラブ代表 木村 マサ子さん編
 


スタッフ連載・谷口の「先輩に聞いてみました!」vol.1 | はこまち通信 vol.49 掲載(2019年7月発行)

はこまち通信 vol.49 掲載(2019年7月発行)

NPO法ができて20年がたちました。函館において、市民活動・まちづくりを一生懸命に活動してきた先輩に、大事にしてきた思いや考えなどを聞きました。市民活動に関心のある方、これから活動してみようという方へお届けできれば幸いです。

~ 園児と自然体験学習 ~

函館山登山道「七曲りコース」の27の曲がり角に、こども園の園児と手づくりの木札をつけるため登山したことを新聞で知りました。今年で6回目、木札が痛んでくる5年ぐらいで交換しているとのことです。活動が長く続けられることに興味を持ち、函館の体験学習をすすめる白浜クラブのみなさんが集まる日に伺い、代表の木村さんに話を聞きました。

木村マサ子さん(左から)と会員の村本さんと富岡さん
 

~ 体験学習のすすめ ~

自然は体を使って観察する「見る-聴く-触る-嗅ぐ-味わう」の五感を使って、体験する。これが、前田一歩園の教えでした。
函館で桜の開花が伝えられると、函館山の麓からエンレイソウやスミレが咲き出します。北海道で生まれ育った野鳥たちも、桜前線に乗って津軽海峡を渡って来ます。花の蜜や花粉を求めて飛び交う虫を餌にする野鳥も、花から花へと木々を渡りながらさえずりあって、函館山の春はにぎやかになります。

こども園(旧保育園)の活動は、平成3年(1991年)からはじめていて、
・野外体験を通して「安全に楽しく、自分の事は自分で」をテーマにしています。
5月・函館山麓散策~野外の歩き方や仲問つくり
6月・磯浜体験~海の生き物探しキャッチ&リリース→漂着ゴミ回収
8月・海辺の観察~波の動きと海鳥観察→漂着ゴミ回収
10月・函館山登山~野外体験のまとめ
*園長先生からは、季節を通して野外体験をすることで、自信がつくのか、積極的でたくましくなっていくとのお話です。(会員からも、同様に感じると)
 

~ 自身の体験から ~

立待岬の麓の漁師街・住吉町に生まれ、前浜や裏の函館山が遊び場でした。
漁師街の子供は、誰もが親の仕事を手伝うのが当たりまえで、父親は風の向きで波の立ち方や漁撈(ぎょろう)道具のつくり方を見せて教えてくれました。母親たちは加工場で働き、その姿からイカや魚のさばき方を見まねで習いました。その上に近所の古老は、子供たちを集めて昔話をしてくれました。

この体験は、今の仕事に大変役立っています。新しい体験で知ると感動してうれしくなり、人にも話し伝えたくなります。さらに次の体験にステップする、その繰り返しで今の仲間ができました。
 

~ 仲間たちと、できる事をしよう! ~

子育てや孫の子守りを終わった70代の主婦らが、自分の特技を持って集まってきました。手早く家庭料理のできる人、庭の手入れをマメにしている人、自然が好きで自然情報を提供してくれる人、力仕事を手伝ってくれる男たちも。
それぞれが特技を発揮して、「身近な場所で、自分ができるボランティア」をしたいという共通の思いで繋がっています。
 

~ これからについて ~

前田一歩園自然セミナーにて習った自然観察の目的「自然に親しみながら、自然を知り、人と自然のつながりを知り、自然の大切さを認識する。」をみなさんに伝え、楽しく安全に保護活動を続けていきたいです。

今回は、木村マサ子さんに話してもらいました。
長年にわたる活動のお話しが聞けました。活動の原点や原動力が幼きころの体験というのは、函館の環境だからこそでしょうか。次号はどなたのお話を聞きましょう?
 

谷口 真貴(たにぐち まさき)

函館に住んで6年。2013年4月より、スタッフに。
現在、函館の人たちに夢中になっています!!<※この連載は全4回です>


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