「地方創生カレッジin函館」マネジメントする力

11月10日(日)にキラリス函館3階・はこだてみらい館を会場に、
「地方創生カレッジ in 函館」第2回セッションが開催されました。
参加した、まちづくりセンターの榎本によるレポートです。

第1回セッションのレポートはこちら

第2回セッションのテーマは「マネジメントする力」

(一財)森記念財団の理事長 小林 重敬 氏による講演では
国内の「エリアマネジメント」の事例やエリアマネジメント制度を紹介
極力エリアをしぼって展開してねというお話しでした。

室蘭工業大学の准教授 有村 幹治 氏による講演では
人口減少と北海道新幹線札幌延伸を踏まえての「公共交通の在り方」
移動に手段の違いによるコミュニケーションについてなど
将来の交通像を踏まえたまちづくりについてのお話しでした。

グループワークでは、
班ごとに「グランドレベル・デザイン」「公共空間活用」「新たな交通」
「コミュニティづくり知的共創・異文化交友」「稼ぐ仕組み」を踏まえ
函館駅前・大門地区における「価値を高める方向性とアイデア」をゴールに
アクションプランを発表しました。

私が所属したグループでは「公共空間活用」テーマに
・ 「歩行者・路面電車」エリアの設置
・  公共駐車場の確保
・ 公共空間におけるオープンカフェの設置
・ 冬のスケートリンク、ハーフパイプなどウィンタースポーツの整備
・ かまくらカフェの設置

など、「自家用車でのアクセス改善」「若者・旅行者も楽しむモノ・コト」
「冬のグリーンプラザの活用」についてアイデアをまとめてみました。

他の班の発表でも、「歩行者天国」についてのアイデアが多く出ていました。
そのほかにもバスや市電、鉄道など公共交通機関は充実している地区なので
集約や整理することで利便性を向上させるという意見もありました。

「地方創生カレッジ in 函館」は、12月に「共創的にデザインする力」についてのセッションを行い、来年3月に公開でのグループワーキング、地方創生のシナリオ作成・発表というスケジュールになります。

地方創生のシナリオ作成向け、残り2つのセッションをこなしたいと思います!

By えのもと