■ たばこのページ
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 【禁煙による身体に起こる変化
期間 身体に起こる変化
1分で たばこのダメージから回復しようとする機能が働き始めます。
20分で 血圧は正常近くまで下降し、脈拍も正常付近に復帰します。
8時間で 血液中の一酸化炭素レベルが正常域に戻り、血液中の酸素分圧が正常になり、運動能力が改善します。
24時間で 心臓発作の確率が下がります。
48時間で 臭いと味の感覚が復活します。
48〜72時間で ニコチンが身体から完全に抜けます。
72時間で 気管支の収縮がとれて、呼吸が楽になります。肺活量が増加し始めます。
2〜3週間で 身体の循環機能が改善。歩行が楽になり、肺活量は30%回復します。
1〜9カ月で 咳や静脈うっ血、全身倦怠、呼吸速迫が改善されます。
5年で 肺がんになる確率が半分になります。
10年で 前がん状態の細胞が修復されます。口腔や咽頭、食道、膀胱、腎、すい臓など、がんになる確率が減少します。
 【禁煙を成功させる工夫あれこれ】
@ 目標を設定し禁煙宣言!
   何のために禁煙するのか目標を決めたり、周囲の人にもわかるよう
  に禁煙宣言をする。禁煙日記などを活用するのもひとつです。
A 吸わない環境づくりを心がける
   灰皿やライターなどたばこに関する物を、身の回りに置かないように
  しましょう!
B 禁煙仲間を見つける
   禁煙仲間を作ると、励まし合えます。インターネットなどで仲間づくり
  や禁煙支援を行うサイトもあるので、活用してみては。
C 水を飲む、ガムを噛む
   口寂しいときは、水を飲んだり、ガムを噛んだりしましょう。
D 散歩や軽い運動をする
   たばこを吸いたくなったら、深呼吸をしたり、散歩をしたり、あるいは
  軽い運動をして気分を紛らわしてみましょう。
E 医師に相談する
   現在では全国の医療機関で
「禁煙外来」を開設するところが増えて
  います。2006年4月からは医療保険も適用になり、今まで全額患者
  が負担していた医療費も3割の負担となります。


                    関連リンク:北海道医師会のページへ
F ニコチンパッチやガムを利用する
   ニコチン離脱症状緩和のため禁煙補助剤(ニコチンパッチやニコチ
  ンガム)の利用も考えてみましょう。
   ニコチンパッチは2006年6月から医療保険が適用されることにな
  り、禁煙外来同様に金銭的負担が軽減しました(購入には医師の処方
  箋が必要)。
G 禁煙できている自分にご褒美を
   あらかじめ目標を設定し、禁煙が継続できている自分を褒めましょ
  う。
H 失敗しても落ち込まない
   途中で禁煙に挫折しても「今回の経験は次回にきっと役に立つ」と前
  向きに考えましょう。
   
関連リンク:北海道医師会のページへ
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