Design:L(デザイン エル)

代表者

熊谷 友和

連絡先

〒049-0142 北斗市昭和2-3-19
TEL: 090-6215-8901
E-mail: narrativecafe@yahoo.co.jp

活動の目的

今後の我が国の人口の減少とともに、社会保障の一つである「社会福祉」も縮小されることが推測されます。厚生労働省のデータによると、2025年には、65歳以上の高齢者が30%を超える見通しとなっており、生産年齢人口への負担が増え、おのずと実現可能な社会福祉が縮小されるものと考えます。
Design:Lは、そのような状況に対応していくためには、年齢・性別・障害の有無などに関わらず、地域住民の「一人ひとりの強みを活かした主体的な行動」によつて、地域に必要な社会資源を創設していく主体的な行動が必要だと考えています。
「一人ひとりの強みを活かした主体的な行動」は何も難しいことではありません。楽器が演奏できる・料理が得意だ・人を惹きつける魅力的な笑顔がある・力仕事が得意などといった誰でも一つはもっている長所です。楽器が演奏できる人はミュージシャン・料理が得意な人は当日の調理担当・魅力的な笑顔の人は受付。力仕事が得意な人は会場の設営とすれば、小さなライブ会場が作れるでしょう。そこに障害の有無は関係ありません。食べることが好きだ=当日の盛り上げ担当だって、立派な「役割」です。
Design:Lは福祉=まちづくりと考え、「あつたらいいな1を実現する」場所なのです。

会員数

5人

主な活動の内容

Design:Lは、L(エル)から始まる英単語をテーマに、地域に必要な事業やイベントを創設することを目的とします。実現するための事業として以下の3つがあげられます。

1)ナラティブCafe
ナラティブCafe(ナラティブカフェ)は、さまざまな立場の人が集まり、ある時はテーマに沿って語りあったり、ある時はそばうち体験などを通して、楽しい時間を共有し語り合ったりする自由な語り合いの場です。
ナラティブCafeは、当初、支援を受ける当事者とその支援者があつまり垣根を越えて語り合う場として始まりました。その精神は今も脈々と受け継がれ、さまざまな人たちが垣根を越えて語り合うコミュニティの場として存在しています。

2)ナラティブIsm
ナラティブIsm(ナラティブイズム)は、地域の大学の協力を得て、ナラティブCafeで語られた内容を研究する場であります。ナラティブCafeを深めさせる場であります。

3)ナラティブAction
ナラティブAction(ナラティブアクション)は、ナラティブCafeで語られたことを実現さる場所です。語りの共有者が集まり、実現へと主体的な行動をしていきます。

 

今年度(平成29年4月~平成30年3月)は、「息子の保険が心配だ」「息子の余暇活動はなにかないか」「知的障害の方の音楽好きなところ」「自開症啓発デーを当事者中心で作りたい」という5つの語りを中心として運営していきます。

■そば打ち体験
そば打ち体験を4月に行います。食というみんなが共有しやすいテーマでもってつながりを作り語り合います。対象者は知的障害者および発達障害者の未成年者とします

■ものづくり体験
ものづくり体験を6月に行います。息子の余暇活動に関心のある保護者の意見から始まりました。日ごろ体験する機会が少ないものづくりを通して語り合います。

■流れ星
8月に流れ星をみなで見ます。地元のNPOの協力を得て、移動式のプラネタリウムも検討しております。時間が遅いため、障害児を養育する保護者様を集めて行おうと考えております。

■茶話会
10月と平成30年2月に茶話会を予定しております。そばうち体験などの際に語られた内容をテーマに蔦屋書店さんなどで茶話会を予定しております。

■クリスマス会
今年お世話になった方を集めて小さなおもてなしを行います。

■自開症啓発デー
平成30年4月にあわせて、当事者を中心とした自閉症啓発デーを予定しております。自閉症啓発デーが今年度の中心となるものです。内容は、音楽フェスを予定しております。テーマ曲を作成し、ライブハウスにて演奏予定です。