函館移住に関するよくある質問

函館の気候は?

北海道というと、雪国のイメージですが、1月の平均気温はマイナス0.7度(2025年)で、道内の他の地域に比べると、積雪量や冷え込みの厳しさは少ないです。ただ、海に囲まれた地形のため、年間を通じて風が強く、防寒対策や雪用のブーツは必須です。

夏の函館は本州より涼しく、8月の平均気温は24.7度(2024年)ですが、近年は最高気温が30度を超える日も増えてきました。家庭でもエアコンがあった方が快適に過ごせます。

函館での生活に車は必要ですか?

函館市内は旧市街の西部地区から五稜郭地区、湯の川地区まで路面電車(函館市電)が通っているほか、路線バスも市内全域で走っており、公共交通が充実していますが、市民の移動手段は自家用車が中心です。車があると、郊外や函館の周辺自治体にも移動範囲が広がり、より地域の魅力が感じられます。

雪道の運転が不安です…

冬場は気温が氷点下になると、路面凍結の恐れがあるので、なるべく速度を落として運転するのが無難です。タイヤは冬用のスタッドレスタイヤへの取り換えが必要です。

函館の子育て環境は?

函館市は、高校卒業まで医療費が無料、第2子以降の保育料の無償化など子育て支援が充実しています。また、多くの幼稚園や認定こども園があり、待機児童はゼロです。

住むのにおすすめの地域は?

旧市街の西部地区は海に囲まれ、歴史的な建物も多く、美しい景観が特徴です。西部地区やJR函館駅前は五稜郭、湯の川などと路面電車で結ばれており、路線バスも走っているため、公共交通を利用する人にはおすすめの地域です。函館市の郊外には大型商業施設や家電量販店があり、生活には自家用車での移動が便利です。

函館ならではの魅力は?

函館といえばイカというイメージそのままに、新鮮な海産物をはじめとした食は魅力の一つです。市内では年間を通じて、食をテーマにしたイベントが多く開かれます。特に西部地区で年2回(4月と9月)開かれる「バル街」は市民にも人気で、多種多様な飲食店を巡ってはしご酒を楽しむことができます。