市民のための歴史講座(平成31年)_函館の文学と音楽の会

テーマ「人とその時代」

第四十七回 三浦綾子 「細川ガラシャ婦人」 (5月19日予定)
  明智光秀の娘玉子は、父が起こした本能寺の変以降、苦難の人生を送ることになる。
  細川忠興の正室でありながらキリスト今日への進行に目覚め、ガラシャの洗礼名を受けた。
  「散りぬべき時しりてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ」

 

第四十八回 マルタン・ヂュ・ガール 「チポ一家の人々」 (6月16日予定)
  第一次世界大戦(1914~18)にのみ込まれていく中流家庭の歴史を描いた大河小説の傑作とされる。
  1937年ノーベル文学賞を受賞。
  父親の権威やフランス社会の不合理な風習に抵抗し、自由を求めるジャックの物語。

 

第四十九回 ドヴォルザーク 「交響曲第九番 新世界」 (9月8日予定)
  1892年ニューヨークのナショナル音楽院の院長として招かれ、1895年まで「新世界」アメリカで過ごした。
  その間体験した黒人賛歌やアメリカインディアンの歌などから音楽的影響を受けた。
  第二楽章の一部は、のちに歌詞が付けられ「家路」として知られている。

 

第五十回 与謝野晶子 「君死にたまふことなかれ・・」 (10月6日予定)
  「みだれ髪」に代表される、その天分と大胆な作風によって、明治30年代の浪漫的詩歌の中心となった
  「明黒派」をリードし、近代短歌の開花期をもたらした。

 

 

場 所:函館市地域交流まちづくりセンター(十字街旧丸井)
電 話:0138-22-9700

日 時:第四十七回 三浦綾子 「細川ガラシャ婦人」 2019年5月19日(日)10:30~12:00
     第四十八回 マルタン・ヂュ・ガール 「チポ一家の人々」 2019年6月16日(日)10:30~12:00
     第四十九回 ドヴォルザーク 「交響曲第九番 新世界」 2019年9月8日(日)10:30~12:00
     第 五十回 与謝野晶子 「君死にたまふことなかれ・・」 2019年10月6日(日)10:30~12:00

参加料:会員 500円 / 一般 600円

主 催:函館の文学と音楽の会
問合せ先:電話 0138-57-3116(細谷)