150年前に来道し、函館山や大沼周辺で植物採集を行い、日本の植物を世界に紹介した
カール・J・マキシモヴィッチに関する催しが、5月9日(日)に行われます。
フットパス in 函館 「マキシモロードを歩く」
日時: 2010年5月9日(日) 12:00(集合・出発)
集合場所: 旧西警察署前
コース: 沖の口跡出発→開港記念館見学→ハリストス正教会見学→13:45 公民館(講演会参加)
参加料: 無料 (申込は不要)
注意: 見学料などは各自実費です。途中で休憩などとりますが、飲み物の用意や天候に合わせた歩きやすい服装で、各自安全に配慮して参加願います。
主催: 函館フットパスを進める会、函館の森林の再生と活用を考える会
お問い合せ: 函館フットパスを進める会 木村マサ子 電話&FAX 22-2356
マキシモヴィッチが採集した函館山の植物が、今も函館山で咲いていることに感動します!!と
木村マサ子さんはおっしゃっています。特に、日本人長之助を助手にするために訓練した杉林は、
「学校林」として手入れされ、今なお残っています。
今回は、函館の開港当時の町並みや函館山の様子・助手須川長之助の採集活動の様子などを探る
フットパスです。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
「コマロフ植物研究所上級研究員 特別講演会」
ロシアでマキシモヴィッチの標本を専門に研究している上級研究員の講演会で、
マキシモヴィッチの日本での採集旅行・標本の現状などを紹介してくれます。
日時: 2010年5月9日(日) 14:00~16:00
会場: 函館市公民館
主催: 市立函館博物館
マキシモヴィッチが採集した植物標本は、ロシア・コマロフ植物研究所に保存されていますが、
現在、北大総合博物館で展示(5月9日まで)が行われています。
市立函館博物館でも記念の特別展「いきもの事始め」ペリーがやってきた~植物学のめざめ~が7月11日まで開かれています。
この機会に、150年前に函館に訪れ、植物採集を行った植物学者マキシモヴィッチについて触れてみてはいかがでしょうか。
by 斉藤貴美恵