こんにちは、今回二回目のまちセン研修に来ました、
教育大函館校地域創生専攻一年目の天摩悠太郎です。
今日はまちセンにて
2010年の北海道移住促進集会が行われるということで、
午前中は会場設営などのお手伝いをさせて頂き、
午後から実際の講演に参加させて頂きました。
この集会は、NPO法人北海道開拓使の会が
中心となって行われている集会で、
十七年の歴史を持ち、毎年北海道の各地で行っているそうです。
「移住を支援し、北海道の新しい文化を創造する」
というスローガンを抱えていて、
北海道の移住に関する様々な活動を行っています。
会の理事長である石黒直文氏は、
「函館は北海道移住の原点である」とおっしゃっていました。
函館市は昨年、開港150年を迎えましたが、
その長い歴史の中で文化や風土が育まれ、
その中で移住文化が根づいたのだと思いました。
歴史ある町函館だからこそ北海道移住の原点があるのだと感じました。
今日は他にも函館市を中心に活躍している
三人のゲストの方々を招き、講演が行われました。
写真はレストラン・バスク&バル・ラ・コンチャの
オーナーシェフである深谷宏冶氏です。
深谷氏は函館市出身でスペインで三年間料理修行をした後、
函館で自らのお店を持ち、
「第一回バル街」を開催し実行委員長をつとめた、
まさにバル街の先駆者です。
私は、バル街が地域活性化を目的とせず、
旧市街地の良さを知ってもらうという事を
第一の目的としていることに印象を受けました。
写真はチェンバロ演奏の第一人者である森洋子氏です。
森氏は福岡の博多生まれで、
函館に移住しチェンバロ活動を本格化させました。
函館の魅力として、人の温かさと、
人と人との関係が近いという事をおっしゃっていました。
この事は私もまだ函館に住んで一年になりませんが、
つくづく感じる事です。
本当に函館の方は親切というか、良い人が多いですよね。
ちなみにチェンバロの音はうまく説明できませんが、
ピアノとギターが混じったような独特な音をしていました。
写真は司法書士の傍ら
ウクレレで函館を盛り上げている海老憲一氏です。
海老氏は大阪生まれで、
19歳の時に函館に移住してきたそうです。ある映画をみて函館にあこがれ、
北の大地へ行くのが男のロマンと位置づけて、
函館に移り住んだとの事でした。
とてもおもしろい方で、ウクレレを使った弾き語りが魅力的でした。
今日は函館で活躍する様々な方のお話を聞くことができ、
とても勉強になりました。
と同時に一人一人が函館の魅力を様々な視点から感じていて、
改めて函館の凄さや良さに気づかされたような気がします。
今日は一日お疲れ様でした。またよろしくお願いします。