朝鮮半島を中心とした国際情勢が緊迫している中、更に函館は吹雪で荒れ模様。
視察は中止になるのかなーと思っていましたが、予定通りに、
韓国 羅州市(ナジュシ)から、まちづくり協議会の方々20名が、まちセンの視察を行いました。
ナジュシは、人口約10万人の都市で、韓国の南西に位置し、古墳などの遺跡と梨の産地として
有名。また、映画やドラマの撮影テーマパークがあり、日本からのロケ地ツアーなどもあるようです。
そのこともあってか、まちセンで現在開催中の映画「海炭市叙景」と
函館フィルムコミッションの映画ポスター展示に大変興味を示されていました。
手動式エレベーターも70年以上前のものと通訳の方を通して説明したら、
驚きの声があがり、韓国にはないっておっしゃっていました。
今回の視察は、ナジュシに、まちづくりセンターのようなところをつくる予定で、
その参考のためにいらっしゃったそう。
掲示物やHPなども熱心に観て行かれました。
特に、ある方は、各貸室に掲示している「机の動かし方」を澤田石氏が説明している掲示物を
気に入っていただいたようで、欲しいと お持ち帰りになりました。
日本の視察団とは視点が違うなーと感じた次第です。
ナジュシの新聞記者の方も同行されていて、写真も丹念に撮っていかれました。
視察がどのように紹介されるのか とっても気になります。
この後は、洞爺まちづくり観光協会、ニセコ町議会、登別市役所、道庁建設部まちづくり局、
ススキの見学、旧道庁見学が予定されていて、12月3日に本国へ帰られるそうです。
by 斉藤貴美恵