函館を巣立つ若者に、函館の素晴らしさをしっかりと記憶に留めてもらいたいと、
箱館歴史散歩の会 主宰 中尾仁彦氏が若者を対象にした歴史散歩を行いました。
西部地区の名所旧跡を2時間半に渡って巡り歩きながら、参加した 高校生ら40名に
函館の魅力 を語ったようです。
また、中尾氏は「函館はこれまで幾度となく大火に見舞われ、その度に復興し、
大火に強い まちの形成を 成し遂げてきた。今回の東北地方太平洋沖地震の
被災地も めげずに復興されることを願う」と若者たちに力強く伝えました。
函館の歴史を聴きながら、じっくり街を歩くなんて初めてという方が多い様子で、
しかも 二十歳前後の若者。
何度も説明して歩いている中尾さんにとってもきっと 新鮮なまち歩きと なったことでしょう。
by 斉藤貴美恵