「はこだて外国人居留地研究会」の研究報告会が12月3日(土)、
まちづくりセンターで開催されます。
内容は、ガルトネル兄弟の活動とプロセン(のちのドイツ)公使の
蝦夷地植民地化構想についてです。
研究報告では、岸甫一氏より、最新の研究成果が紹介される予定です。
今回、スポットが当てられるのは、七重村にあったガルトネル農場の背景に、
プロセイン公使の蝦夷地植民地化構想があったということ。
ドイツ人のガルトネル兄弟は、箱館奉行所 杉浦兵庫守に働きかけて鍛治村
(五稜郭付近)でヨーロッパ式実験農場を始め、その後、この実験農場は、
蝦夷島総裁 榎本武揚と結んだ箱館郊外七重村300万坪99カ年租借・開墾の
条約に発展し、さらに榎本群降伏後も、開拓使と10年間無税で再契約
したという歴史があります。
日時: 2011年12月3日(土) 15:30~17:00
会場: 函館市地域交流まちづくりセンター
研究報告: 岸 甫一氏(はこだて外国人居留地研究会 代表)
参加費: 資料代300円
参加申込不要ですので、直接会場へお越しください。当日受付15:00~
定員: 先着50名
お問い合せ: 岸 甫一 電話0138-83-7545
by 斉藤貴美恵