みなさま、今年のまちづくりセンターは、今日で仕事納めになります。
今年も、数多くのご指導、ご協力、ありがとうございました。
昨年の仕事納めのブログの書き出しを読み直してみると、
「思えば、1月1日の時点では、まったく予想もしなかったことが
たくさん起こった一年でした。」という言葉から始まっています。
今年こそは穏やかに過ごせるかなと思っていたのですが、
3月11日の東日本大震災以降、状況は大きく変化してしまいました。
まちづくりセンターでも「元気をだそう! 支えぬこう!!」という
横断幕を正面に掲げ、被災地3県の地元新聞を取り寄せ、
支援コーナーを設置するなど、微力ではありますが支援のために動きました。
まちづくりセンターに寄せられた支援金は、150万円程になりました。
お預かりした支援金は、すでに被災地支援の活動に使われています。
震災を通し、「絆」や「ふれあい」という言葉が見直されました。
安心して心地よく過ごせる地域づくりのためにも、
震災に強い地域づくりのためにも、
高齢化をむかえて、地域包括ケアのまちづくりのためにも、
この「絆」や「ふれあい」という言葉を、私達も大切にしていきたいと考えます。
震災を経験し、函館でも数多くの団体が支援活動を行いました。
特に、若者が中心となった動きは、素早く効果的なものでした。
そこで得た経験やつながりは、これからの函館にとってなくてはならない力に
なると思います。
私達は、そのような活動への支援を、今後も続けていきます。
多くの経験を決して無駄にはしません。
来年も、多くの予想もしなかったことが起こると思います。
しかし、それらを、函館の未来のために活かしていくことが必要です。
私達は、地域の力を集め、課題を解決し理想的なまちにしていかなくてはなりません。
そのために、少しでも力になれるよう頑張っていきます。
来年も、引き続きよろしくお願いいたします。
みなさま、良いお年を。
センター長 丸藤競