津軽鉄道沿線の旅レポート その2。からの続きです。
さぁ。ここからは、食べ物がたくさん出てきますよ。
ストーブ列車の終着駅 津軽中里駅から再び中里観光バスに乗って、
昼食を用意してくれているお店、十三湖の「はくちょう亭」へ進みます。
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ここからの、ご案内は
「蜆職人」の八木澤さん。
「蜆」 読めますでしょうか? 「シジミ」です。
Tシャツが示す通り、説明にも熱い魂入ってます!
聞くと、十三湖のシジミは、冬の今が一番美味しい時期だそう。
寒さに耐えるための栄養分を、たっぷり蓄えているからなんですね。
沿岸付近はさほど深くないものの、今時期は結氷していて
漁は氷を切り出すことから始まります。
皆それぞれ、代々受け継がれた漁場を持っているのだそう。
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雪と氷に埋もれる十三湖。看板の後ろは、白い平原ではなく湖面なのです。
そして、昔、十三湖のシジミはとても安価なものだったけれど、
今は名前も広く知れ渡り、
比較的安定した高値で流通。
そうなったおかげで、シジミ漁をする、
若い世代が町に戻ってきているそうです。
・・・これは聞いていて、羨ましいなーと思った事の1つでした。
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十三湖が目の前にあるお店
「はくちょう亭」に到着。
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2階の大広間にて昼食。窓から見えた十三湖の様子が、2つ上の写真です。
十三湖のシジミが、他のシジミと大きく違う点は
十三湖の水は塩分濃度が高く、
栄養分や旨みが、かなり凝縮されている、ということ。
では、それを確かめるべく、味わってみましょう!
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シジミの入った、炊き込みご飯!と、シジミのバター炒め。
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菊の花が入った和え物。肉厚なホッケ。
アルミで添えられていたのは、・・・シジミの佃煮だったかな?(濃いめの、お醤油味)
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イカ刺しと、長イモのブドウ漬け?・・・的な、お漬物。
写真が無いのですが、他、もう一品、
甘め味付けのシジミと昆布の佃煮が付いていました。
そして、なんと言っても楽しみだったのが、このシジミ汁!
お椀が重たいくらいのボリューム。
潮仕立ての汁が、
美味しいッ。テンションアップ!!!
どのくらい食べたのかを示したくて、貝塚を作ってみました。シジミの山。
ホントに旨みの濃さが違いました。 はー・・・美味しかったぁ・・・(ため息)。
このあと、嬉しいことに抽選会まであって、大盛上がり。
特産品などの景品まで貰うことができました。
ちなみに、「はくちょう亭」の隣には、
もう一つ同じ系列のお店「しじみ亭」があり、
活シジミ(!)や、佃煮、シジミのクラムチャウダー真空パックなど、
シジミに関するお土産の色々も買うことができます。
さぁ! お腹がいっぱいになったところで、次
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今度は
「冬なのに収穫できちゃう、美味しいアスパラ」を堪能しちゃいます。