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津軽鉄道沿線の旅レポート その3。

津軽鉄道沿線の旅レポート その2。からの続きです。

 

さぁ。ここからは、食べ物がたくさん出てきますよ。

 

ストーブ列車の終着駅 津軽中里駅から再び中里観光バスに乗って、

昼食を用意してくれているお店、十三湖の「はくちょう亭」へ進みます。

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  ここからの、ご案内は 「蜆職人」の八木澤さん。

  「蜆」 読めますでしょうか? 「シジミ」です。

  Tシャツが示す通り、説明にも熱い魂入ってます!

 

   

聞くと、十三湖のシジミは、冬の今が一番美味しい時期だそう。

寒さに耐えるための栄養分を、たっぷり蓄えているからなんですね。

 

沿岸付近はさほど深くないものの、今時期は結氷していて

漁は氷を切り出すことから始まります。

皆それぞれ、代々受け継がれた漁場を持っているのだそう。

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雪と氷に埋もれる十三湖。看板の後ろは、白い平原ではなく湖面なのです。

 

そして、昔、十三湖のシジミはとても安価なものだったけれど、

今は名前も広く知れ渡り、 比較的安定した高値で流通。

 

そうなったおかげで、シジミ漁をする、

若い世代が町に戻ってきているそうです。

・・・これは聞いていて、羨ましいなーと思った事の1つでした。

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十三湖が目の前にあるお店 「はくちょう亭」に到着。

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2階の大広間にて昼食。窓から見えた十三湖の様子が、2つ上の写真です。

 

十三湖のシジミが、他のシジミと大きく違う点は

十三湖の水は塩分濃度が高く、 栄養分や旨みが、かなり凝縮されている、ということ。

では、それを確かめるべく、味わってみましょう!

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シジミの入った、炊き込みご飯!と、シジミのバター炒め。

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菊の花が入った和え物。肉厚なホッケ。

アルミで添えられていたのは、・・・シジミの佃煮だったかな?(濃いめの、お醤油味)

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イカ刺しと、長イモのブドウ漬け?・・・的な、お漬物。

写真が無いのですが、他、もう一品、

甘め味付けのシジミと昆布の佃煮が付いていました。

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そして、なんと言っても楽しみだったのが、このシジミ汁!

お椀が重たいくらいのボリューム。

潮仕立ての汁が、 美味しいッ。テンションアップ!!!

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 どのくらい食べたのかを示したくて、貝塚を作ってみました。シジミの山。

ホントに旨みの濃さが違いました。 はー・・・美味しかったぁ・・・(ため息)。

 

このあと、嬉しいことに抽選会まであって、大盛上がり。

特産品などの景品まで貰うことができました。

 

ちなみに、「はくちょう亭」の隣には、

もう一つ同じ系列のお店「しじみ亭」があり、

活シジミ(!)や、佃煮、シジミのクラムチャウダー真空パックなど、

シジミに関するお土産の色々も買うことができます。

 

   

さぁ! お腹がいっぱいになったところで、次 に移動です。

今度は

「冬なのに収穫できちゃう、美味しいアスパラ」を堪能しちゃいます。

 

 

 

何せ、このモニターツアーの名前は、

「津軽鉄道沿線食の旅 

ストーブ列車で行く 冬の美味しい体験ツアー」。

とことん、行きますよー! 

 

バスで数分進むと、中泊町に入ります。

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畦道をちょっとだけ歩いて、アスパラを育てているビニールハウスへ。

佐藤さん夫妻が運営している青春農場。こだわりのメロンも栽培しています。

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待っていてくれたのは、佐藤イネ子さんほか

  「津鉄応援直売会」の名札を下げた、元気な女性たち!

実際に、ストーブ列車内で農産物の直売をしています。

 

なぜ、冬のアスパラの栽培が可能なのか?

聞いた話、栽培の仕組みをざっくりと説明しますと。

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通常、アスパラは収穫時期が終わって、 さらに伸びた状態になると、

フサフサの葉が茂ります。 それらが枯れる時に、全ての養分を根に蓄えようとします。

 

その養分を吸った 根だけを植えかえて、しばらく冬眠させた後、

さらに暖かくすることで、 春だと錯覚したアスパラが新たに ニョキニョキ出てくるそうです。

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だから無農薬で栽培可能!旨みの成分も違います。

立派なアスパラだぁあ。

 

通常3年かかる工程よりも早く、1年半くらいで出てくるため、

育てる負担がカットされる、とのこと。

 

・・・が、冬の間、温めるために、土には お湯のパイプが通っていて、

それらの光熱費や、温度調整との戦いがあります。

 

当初は灯油を使っていたというから、費用も大変。

今は、パイプのお湯と、室内のストーブを併用しているそうですが、

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お湯を沸かすボイラーも、佐藤さん(お父さん)が自分で改造したのだとか!

 

根をどうやって移すのか?などの詳細は、 お話の中にはありませんでしたが、

これらはきっと、長年の試行錯誤とノウハウあってのこと。

並大抵の努力じゃないですよね。

 

そのありがたいアスパラの、収穫体験でーす!

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ちゃんと、ものさし状の棒があり、指導の下、成長の頃合いをみてカット。

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収穫したアスパラは、根元の方だけ皮をむいてアルミホイルに包み、蒸し焼きに。

 

上手く映ってませんが、ホックホクの湯気がたって熱々の状態!

何の味付けもいらないくらい甘ーい!(写真では、少し塩をかけてます)

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うまー! 

実は生でも齧ってみたけど、何もしなくても十分だったくらいです。

 

下の写真は、収穫体験と、ほっかむり姿でご機嫌な様子の3ショット。

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ここでやっと、お顔公開。

津軽鉄道 営業グループリーダー菊池さん(左)と、

手ぬぐいの、ほっかむり方法を伝授してくださった、蜆職人の八木澤さん(右)。

一緒にアスパラ食べました。

 

イネ子さんの所では、こうした収穫体験のほか、

アスパラの育て方を教えたり、地元の直売会などにも出店しています。

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活動の様子が、写真になっていて、ハウス内で見ることもできました。

佐藤さんほか、おもてなししてくださった皆さま、

ありがとうございました!本当にお世話になりました。

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収穫を終えて、バスに戻る途中、岩木山の美しい姿が。

 

なかなか、冬は雪や雲で見られない、とのこと。

全貌を見ることができてラッキーでした!

 

さて、まだまだツアーは続きます。

五所川原の、「立佞武多の館」が待っています。

続きはレポート4で!

 

 

【レポート4 予告】

ねばりが半端じゃない「つくね芋」の試食もしたよ!

そして、なぜ一度廃れたはずの立佞武多が復活できたのか?

製作の様子も写真に収めてきたので、ご報告致します。

 

レポート その4。はここをクリック。

 

 

その前も見る!という方、下記からどうぞ。

レポート その2。

レポート その1。 

 

 

 

 

 

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