タウン誌「街」が10月1日に最終号となる536号を発刊しました。
名物編集長 木下順一氏(2005年逝去)の意思を引き継いだ人たちが、
発行を続けてきたタウン誌です。
冊子に寄せられた「街」エッセーには、函館への深い愛がつづられています。
中でも、函館駅前の誕生を書いたエッセーでは、大山信義さん(丸南そば店店主)が、
時代とともに姿を変えてきた函館駅前の様子をちょっとピリ辛に書いています。
必見のエッセー、ぜひご賞味あれ。
時勢に媚びず、時の権力に対峙し果敢に執筆を続けた木下順一氏の思いは
人々の心に生き続けていくことでしょう。
「街」編集室は、現在、函館と大門の半世紀を閉じこめた「50年誌」を編纂中とのことです。
「街」編集室へのお問い合せは、電話0138-23-8870まで。
by 斉藤貴美恵