本日、午後1時30分から、2階のフリースペースにて
道南ジェンダー研究ネットワーク主催による講演会
「政策決定の場になぜ女性が必要か」が行われました。
地域学習会「女性のための自治政策セミナー2012 あなたがシティデザイナー」の
一環でもあります。
今回、講師としてお話したのは、北翔大学学長の相内眞子さん。
およそ50名の方々が参加をし、傾聴しておりました。
実は、政治・政策への女性進出が低い国、日本。・・・
今回、相内先生がお話してくださったのは、
アメリカでの事例研究を元にした、
なぜ、政策決定の場に女性が少ないのか?などの要因から
女性が政策決定の場に関わればどう変わっていくのか?ということ、などなど。
先日、ベアテ・シロタ・ゴードンさんが亡くなりました。
日本国憲法に男女平等、女性の権利を盛り込むために
奮闘してくださった方です。それは1946年のこと。
・・・それから67年。半世紀以上も経過しているというのに
今もなお、日本の社会には、女性の声が足りていません。
相内さんのお話で印象的だったのは、
女性が政界へ進出したときに求められる振る舞い、というか、
どんな風な位置づけにいなければいけないのか?ということ。
男性に求められるのは、決断力、判断力、行動力、などですが
女性はそれだけではダメ。
優しさ、思いやり、という女性ならではの要素も求められる。
だがしかし!
そればかりが全面に出すぎると、弱い、行動力がない、と見られてしまう。
だからバランスが非常に大切だ、ということ。
なるほど!
女性の、政策決定における位置づけ、何が求められ、どう切り開いていくのか。
ワタクシ丸山にとっても、とても興味深いお話でありました。
次回の、道南ジェンダーネットワークによる
「女性のための自治政策セミナー2012」特別講座は
2月23日(土)午後1時30分から。
(まちづくりセンターにて)
ベアテ・シロタ・ゴードンさんを偲んで
『私は男女平等を憲法に書いた』を観よう が実施されます。
(1997年の11月に実施「ベアテさんと話そう」函館講演会より)
入場無料です。
written by 丸潤