平成23年度(第19回) 函館色彩まちづくり基金 報告会が、まちづくりセンターで
行われました。
函館色彩まちづくり基金(函館からトラスト)は、市民グループ「元町倶楽部・函館の色彩文化を
考える会」がトヨタ財団から研究奨励金として得た資金を元に、まちづくり活動へ
助成してきた団体です。
今日は、昨年度の活動助成を受けた3団体による報告会が行われました。
助成された団体のひとつ、街並み色彩改善 ペンキ塗りボランティアの活動は、
西部地区を舞台に、長年に渡って続けられている活動で、ペンキ塗りのビフォーアフターの
様子を展示していました。
また、函館開港当時の外国人居留地の研究をまとめたリーフレットの発行など、
この基金を通して、調査・研究が日の目をみています。
ニ十間坂の景観保全を行った団体は、二十間坂にお店を構える若者も参加し、
若者とともに函館の景観について考える場にもなったのではないでしょうか。
報告会に続き、平成24年度の申込分の助成に応募した、はこだて外国人居留地研究会、
NPO法人はこだて街なかプロジェクトのプレゼンテーションが行われました。
なお、函館色彩まちづくり基金 助成は、平成24年度申込分をもって終了することが
決まっています。
この基金について、また審査結果(後日掲載予定)などについては、こちらのHPをご覧ください。
http://www.h-nisshou.com/kara/index.htm
by 斎藤貴美恵