公立はこだて未来大学大学院 メディアデザイン領域 主催の
「EXHIBITION IN THE DARK 暗闇展覧会 視覚障がい者の生活をサポートする道具
-コミュニケーションツールの提案- 」が 2月6日(水) まちづくりセンターで行われました。
これは、目の不自由な人たちのための新しいコミュニケーションツールの
デザイン を発表する展覧会です。
今ある携帯電話やパソコンは、目の不自由な人にとって生活の必需品ですが、
必ずしも視覚の障がいに配慮した製品とはいえず、当事者とデザイナーが協働して
デザインをすすめ、今回その成果物が展示されました。
手袋型の携帯電話で、実際に電話がかけられ、手袋を耳に近づけると通話できる
というもの。また、写真を撮るときに、被写体が画面に浮き出て、触ってわかるというもの。
腕などにバンドをつけると、障害物が発見できるというもの。などなど実際に製品化されると凄いという作品ばかりでした。
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実際に障がいをもった方に身につけてもらい、その感想を熱心にメモし、
デザインの改良に役立てようという 院生もいました。
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こんな製品が世の中に溢れると、
日本の未来は明るい!!と感じさせてくれた展覧会でした。
by 斎藤貴美恵