山口陽平
タッチリングは、生体認識の技術を活用し、身体接触を探知する腕輪型の
デバイスです。身体接触が行われることで、タッチリングから心地よい音と光が発せられます。誰かと触れ合うことの楽しさを、
音と光がでるゲーム性は、触れ合うことを阻害する気恥ずかしさを緩和する
狙いもあります。
大学では、電子工学の授業が専門的には行われなかったので、
電気回路を組むことに苦労したそうです。
山口さんとは、他にも タッチリングをカップル同士でつけあったり、
鬼などの遊びにつかったりしたら面白いかもと、盛り上がりました。
※尚、タッチリングは今故障中で、簡易なもので体感することができます。
■数学学習におけるマンガの効用と未来大での基礎教育への応用
山谷 駿
高校の時には数学が好きだったのに 大学の数学は・・・という学生は以外に
多いそうです。その原因には、高校数学と大学数学の連関が不連続で
体系付けられていないことがあるのではと、山谷さんは推察して
その、不連続性を実際にある数学の学習マンガ(私も持っています)
で担えないかと認知科学などの学問を駆使して検証したそうです。
そして、有効な数学学習マンガを推奨して、未来大学における
数学教育に生かせないかと検討。
私は、大学の数学は十分には理解してはいないですが、
数学は好きで、勉強はしていたので
彼と久しぶりに数学トークして盛り上がりました。
■写真も用いた楽しい余暇をデザインする手法の提案
浜田 友世
写真が趣味の浜田さんは、写真でもっと楽しい余暇をすごせはしないかと
模索、そして模索の日々から練り上げられた
楽しい余暇のデザインが発表されました。

研究内容は、ある余暇の日に3人で
散歩をしながらスマートフォンで写真撮影を行い、カフェでその各自撮影した写真を
共同鑑賞会を行い、写真編集している時の会話
を録画しておき、あとで学問的体系で会話分析を行い、話の転換に注目するなどして
会話がどのように盛り上がっていくのかを、グラフでの視覚化を行い
分析していきました。

会場では、浜田さんの撮影した写真も堪能できます。
浜田さんと会話をしていて、フランスには余暇のプランニングをしてくれる人がいることを
知れたり、"楽しい余暇"を会話そのものが盛り上がる余暇と定義しているだけあって
コミニュケーション能力が秀でていて、楽しい会話ができました。
■トランスクリプトマッピングのための書式とその活用
服部雄輝
トランスクリプトマッピングとは、デジタルアーカイブの一手法で
ある文書に対するテキストデータと文書をスキャンしたデータの各文字の位置を対応
づけることを行うそうで、デジタルデータ上に座標変換や、マッピングなどの
プログラミング技術を施して
視覚的に扱いやすいデータ化に変換。
古文書のデジタルデータ化による保存、なじみの薄い文書体を読みやすい文書体への
転換などの利点が挙げられます。
従来はトランスクリプトマッピングのデータは、
他の分野に有効活用されている
とは、いいがたい現状。
服部さんは変換されたデータを、
タブレット型端末
などの各アプリケーションで活用できはしないかとを
最終目的として研究していきました。
私は服部くんに、「こうなったら面白いのではないかとの」
個人的意見を伝えておきました。

会場には、メッセージカードなるものがあり、学生の思いや
来場者の思いが"つながり"としてカタチにされております。
明日、11日(土)、12日(日)も開催されておりますので
沢山の方の来場とカードへの感想や思いのアートで、
会場を一面をメッセージカードで埋め尽くしましょう!!
そして、完成させましょう
みんでつながりあって作られる、
もう一つの大事な展示物。
以上 大高