「災害時のコーディネーションを学ぶ研修会『ひろがる被災者支援』(第1回)」に参加しました!(2024.4)
災害時のコーディネーションを学ぶ研修会「ひろがる被災者支援- きたサポが持つネットワークの共有」(北の国災害サポートチーム「きたサポ」主催)が、2024年4月13日(土)に札幌市市民活動プラザ星園で開催されました。NPOサポートはこだては、幹事団体として加盟していることから参加しました!
北海道は大規模災害に対して孤立しやすい地域が多いという特性があります。そこに不安を感じている行政・社協職員や地域住民の方も少なくありません。今回の研修会はそこに着目し、日頃から多様な主体の連携による被災者支援の構築やコーディネーションを学び、災害発生時における円滑な被災者支援の構築をすることが目的です。
全3回の研修会。第1回目にあたる今回は、沖縄で「きたサポ」と同様の活動を行っている「災害プラットフォームおきなわ」の宮道喜一理事を講師に招き、自分たちが持つ人的リソースの棚卸しを行うワークショップを実施しました。
ワークショップをする前に、参加者一人あたり10分くらいで互いのライフヒストリー(自己紹介)を披露しました!ワークショップでの自己紹介は定番ですが、これほど時間をかけることは初めての経験でした!互いのバックグラウンドを知り、相互理解を深める良い場となりました。
それを踏まえて実施したワークショップでは、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)が定義した14の災害支援分野のうち、⑤~⑭までの10の分野(「食と栄養」「物資」「暮らしの再建」「コミュニティ形成」など)について、各々が持つネットワーク(被災者支援活動団体など)を書き出してレビューしました。
これにより自分たちが持つネットワークの強みと弱みが明らかになりました!
普段から地域の各団体の被災者支援活動にアンテナを貼って「いざという時!」に助け合える関係性を構築した上で、防災意識を高めることの重要性を再認識しました。
中間支援組織として、札幌、旭川、室蘭、函館の全道域でのつながりに気付かされた機会にもなりました!参加させていただきありがとうございます。
なお、第2回目・第3回目の詳細は下記の通りです。いずれも13時30分から16時30分まで、対面およびオンラインで開催されます。災害が発生した際に被災者支援を担う行政職員や社協職員、また市民活動やボランティアの中間支援を担う団体のスタッフ等の方は参加をご検討ください。
by せんごく
災害時のコーディネーションを学ぶ研修会「ひろがる被災者支援」
- 日時
・第2回 2024年5月27日(月)13時30分から16時30分
「コーディネーションの価値と効果」
・第3回 2024年6月12日(水)13時30分から16時30分
「災害時に機能する日常的な連携」 - 会場 札幌市市民活動プラザ星園(札幌市中央区南8条西2丁目5-74)
※いずれもオンライン参加可能 - 定員 各回対面参加50名、オンライン参加50名程度(1回のみの参加も可能です)
- 参加対象
①北海道庁および北海道内の市町村行政職員
②北海道社協および北海道内の市町村社協職員
③市民活動・ボランティア活動に関する中間支援機能を担う組織・機関のスタッフ
④北の国災害サポートチームの協力会員 - 申込締切
第2回:5月21日(火)・第3回:6月7日(金)の23:59まで - 留意事項
①対面参加
会場には駐車場がありません。また近隣の有料駐車場も満車の場合が多いため公共交通機関のご利用をお勧めします。
②オンライン参加
各回開催日の前日までにZoomのURLと資料のDL方法をお知らせします。 - 主催・お問合せ 北の国災害サポートチーム(きたサポ)
北海道札幌市中央区南8条西2丁目5-74 市民活動プラザ星園201号室
特定非営利活動法人北海道NPOサポートセンター内
TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974 E-mail:info@kitasapo.net
※この事業は「真如苑 市民防災・減災活動公募助成事業」の採択を受けて実施されます - 協賛 一般社団法人ウェルビーデザイン
- 後援 北海道、札幌市、社会福祉法人北海道社会福祉協議会・北海道災害ボランティアセンター、認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)、NPO法人北海道NPOサポートセンター、NPO法人NPOサポートはこだて、NPO法人旭川NPOサポートセンター、NPO法人室蘭NPO支援センター
- 申込方法 こちらのURLにアクセスして必要事項を記入してお申し込みください。