「NPO“箱館写真”の会」企画展 開催中!(2024.12.10~15)

まちづくりセンターの市民活動団体「NPO “箱館写真”の会」による企画展が12月10日(火)から、まちづくりセンター1階ギャラリーで行われています!15日(日)まで。

今回の展示は「箱館・函館の古地図とパノラマ写真」がテーマです。

冒頭では「函館」の由来や、江戸時代の絵地図についての解説が展示されています。

私が着目したのは、フランスの新聞「フィガロ」(明治26年)です。当時の北海道において函館が最も重要な港であったことや、函館が「漁業の王国」(日本にとってのジブラルタル)として紹介されていたことなどが記されています。また、漁業が盛んであったことのほかに、港・街並みなどの様子についてもフランス人ならではの視点で詳しく記されています。
明治25年(1892年)の古地図も展示されていますので、それを見ながら新聞記事を読み進めると想像力が膨らみます!「箱館真景」などの幕末期の古地図も!

さらに、奥のスペースでは「明治9年(1876年)」「明治15年(1882年)」「現代」の函館全景のパノラマ写真が展示されています。大火を経て移転した建物、拡幅された坂道などの遍歴が確認できます。とにかく展示物の大きさが壮観です!新しい発見もあるかも!?

今年最後の「NPO “箱館写真”の会」の展示です。お近くにお越しの際には、ぜひまちセンへ!

by せんごく(いつも野戸さんから学ばせてもらって感謝!)

NPO “箱館写真”の会 企画展

【期間】
2024年12月10日(火)から12月15日(日) 9時から21時まで
※最終日は撤収により、終了の時間が早まります。

【場所】
函館市地域交流まちづくりセンター 1階 ギャラリー
(北海道函館市末広町4-19)アクセスはこちら
入場無料

【主催・問い合わせ】
NPO”箱館写真”の会
TEL:090-7229-0894(野戸さん)