2020年“合言葉”と“めあて
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、恒例のまちづくりセンター今年の“合言葉”と“めあて”の発表です。
合言葉は「もっとSDGsおし!」です。
昨年、「SDGsおし!」で一年を過ごしてきたまちづくりセンター。NPOまつりでも、蔦屋書店さんでのイベントでも、館内の掲示物でもSDGsの普及浸透に向け様々な活動をしてきました。
お陰様で活動のいくつかは新聞などにも取り上げていただき、全国の支援センターの中でもこれだけ強く“おしている”施設はないと言ってもらえるようにもなりました。
SDGsに対する認識は急激な変化を見せています。2018年に環境省が出したガイドには「SDGsはビジネスチャンス」と書かれていましたが、昨年、経済産業省が出したガイドでは「SDGsを取り入れないとリスクになる」と、たった一年で大きく表現が変わってきています。それだけ、重要度が増している証です。
しかしSDGsの重要さが加速度的に増しているのにもかかわらず、知名度はまだまだ低いままだと感じています。そこで、まちづくりセンターは今年もSDGs普及に全力で取り組んでいくことにいたしました。
ということで、今年は「もっとSDGsおし!」を合言葉に、スタッフも研鑽を重ね、誰ひとり取り残さないための活動や支援をさらに進めていきます。
めあては「安心感。」です。
まちづくりセンターのような施設を、支援センターと言います。では、支援とはどのようなことを言うのでしょうか?
昨年参加した研修で、「支援とは代理でするのではなく、安心感を与えるもの」だと学びました。誰かが面倒くさいと思っていることを代わりにしてあげるのではなく、そばにいることで安心してやってみようと思ってもらえるようにすることが大切だということです。
そのことで、その人や団体が経験を積み重ね力をつけていくことができるようになります。まちづくりセンターがあるから、スタッフの〇〇さんが寄り添ってくれているから安心してやってみることができる。そう思っていただけるような施設になります。
そのためには、個々のスタッフのスキルを高めていくことが必要ですし、スタッフの“力になりたい”という積極的な気持ちや“思いやり”を態度で示すことが求められることになります。“本当に大切なことは何か?”を共有するための対話のしかたも、重要になってきます。相手に対し謙虚でありつつも気持ちに共感し、信頼してもらうことで「安心感」を感じてもらい、それを各団体や人の活動につなげていく。
これが、「安心感。」に込めた思いです。
私たちは「もっとSDGs!」「安心感。」を達成できるよう、頑張っていきます。
2020年も、引き続きご指導・ご協力、よろしくお願いいたします。
センター長 丸藤 競 敬拝