あの日から2年。(2020.9.6)
あの日(2018年9月6日)起きた
北海道胆振東部地震から2年。
現在も、復旧・復興は完了していません。
函館市地域交流まちづくりセンターでは
地震の記憶や関心が薄れてしまわぬよう
募金箱の設置を継続してきました。
→設置についての記事はコチラです。
地震が発生した直後の函館では
どんなことがあったでしょうか?
長い停電、
石垣の一部が崩れ落ちたり、
保存用の食べ物、飲み物がすぐに買えない。
他にも色々な被害があり、
私たちの不安は膨れ上がりました。
今、同じような災害が起きたら…。
誰しもが考えることだと思います。
函館市においても2020年6月に
「函館市避難所運営マニュアル」が
改訂されました。
※以前のものと大きく変わった点は
「感染症対策」についての章が
追加されたことです。
→まずは函館市公式ウェブサイトの
「避難所における
新型コロナウイルス感染症対策について」
をご確認ください。
今までの災害時の対応は
人が集まり、触れ合うことが
前提となっていました。
もちろん、人間同士の助け合いは大切です。
ですが、
函館市避難運営マニュアルでも
変更点があったとおり、
これからの自然災害対策は
これまでとは違う備え方・やり方を
考えていかなければならないな、
と感じています。
何かが起きた時にすぐに動くためには
事前の準備が不可欠です。
例えば、
・近くの避難所を知る。
・避難する場所での生活を
なるべく具体的にイメージする。
(被災した自宅、親戚・知人の家、車の中、
宿泊施設、避難所など)
・非常用持ち出し備品の見直しをする。
(新型コロナウイルスが流行する前から
備えられていた持ち出し品
+
体温計、石鹸、マスク、消毒できるものなど
+
季節・各家庭の事情に合わせた生活必需品)
あの日から2年が経った今日。
当時の状況と今を重ねて防災・減災について
考えるのもいいかもしれませんね。
by かやもり