65歳以上独居率×高齢者率のグラフの見方(2022.6)

地域交流まちづくりセンターは、
地域のみなさんに函館のことをより深く知ってもらい、
地域の方々と考えたり、話し合ったりしてもらうため

65歳以上独居率×高齢者率と18歳未満同居世帯率×高齢者率の
人口分布グラフを2022年5月に作成しました。

地域の人の命と暮らしを守るため、自分の町会の姿を知ろう!(2022.5)

函館新聞FMいるかで紹介されたこともあって、大きな反響をいただいています。

国勢調査のデータやこのグラフをぜひとも活用していただきたく
館内に掲示しましたほか、pdfも公開しました。

● 65歳以上独居率と高齢者率@町別マップ函館Ver (1MB)
2020_census_65_2022
● 18歳未満同居世帯率と高齢者率@町別マップ函館Ver (0.5MB)
2020_census_18_2022


今回のブログでは、2022年5月のブログではお伝えしきれなかった
65歳以上独居率×高齢者率のグラフの見方について補足します。

データ・資料として、2020年までは総務省「国勢調査」
2025年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)2018(平成 30)年推計)」
数値を参考にしました。

 

グラフの横軸は、「高齢者率」を表し、高齢者(65歳以上)数を人口でわり算したもので、
縦軸は、「65歳以上独居率(一人暮らし)」を表し、高齢者単身数を高齢者数でわり算したものです。

函館市の平均は、「高齢者率」は、35.5%、
「65歳以上独居率(一人暮らし)」は、25.0%です。

函館市民の3人に1人が高齢者、4人に1人が高齢者の一人暮らしになります。

国勢調査のデータから
地域がどのような人口構成をしているのか知ることができます。

まちづくりセンターがある「末広町」をグラフから探してみると、
横軸の高齢者率は、43.3%、縦軸の65歳以上独居率は、35.9%です。
末広町の人口は830人、高齢者人口は359人、65歳以上の独居世帯は129人です。

「末広町」は函館市の平均より
高齢者率、高齢者の独居率が高いことがわかります。



2015年のデータを基に2021年作成したグラフ
並べて掲示しました。ぜひ比べてみてください。


このグラフは、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]発行の
 『ソシオ・マネジメントvol.3』小規模多機能自治29ページ、


『ソシオ・マネジメントvol.6』 続・小規模多機能自治14ページを参考にしました。
(グラフは、このデータを一部を抜粋したのものです。)

 
 
 

by  たにぐち