「はこだて縄文ライナー」に乗ってみよう!(2023.8.31)

函館市内から縄文遺跡群を巡る定期観光バス
はこだて縄文ライナー」の実証試験運行が始まりました!

ということで、初日の8月11日(金・祝)に
早速乗ってきましたのでリポートします!


バスは、函館駅前、五稜郭、湯川温泉電停前の3カ所から
乗車することができます。

バスに乗ると、バスガイドさんから
チケットと昼食メニューが渡されます。


昼食はその日のコースによって、メニューが異なります。
行きたいお店がある場合は、
そのお店が入っている日を選ぶことをおすすめします!

また、参加者の目印としてキーホルダーも受け取ります。


こちらは、なんと函館市の担当者の方の手作りとのこと!
ツアー終了後は持って帰ることができます!

さて、全員が乗車したら、
まずは「函館市縄文文化交流センター」へ向けて出発!
途中、オオハンドンソウやノラニンジンなどを見ながら
本州の方には珍しい自然風景を楽しめる旅となります。

縄文文化交流センターでは、
センターの方による特別解説付きで館内を見学。
2007年に北海道初の国宝に指定された
「国宝・中空土偶」を見ることができます!

その後、隣接している「垣ノ島遺跡」も
解説付きで見学します。

この盛り土の部分は、当時祭祀の場として使われていたそうで、
ここに立つと幸運が訪れるかもしれないとのことでした。
写真では伝わりにくいですが、ぜひ現地に行って確かめてみてください!

次に、バスで少し移動して「大船遺跡」へ。
駐車場から遺跡までの歩道は8月頭に整備が完了したばかりで、
とても歩きやすくなっていました。

この遺跡にある竪穴住居は、規模の大きいことが特徴で
深いものでは2メートルを超えるそうです!

そして、いよいよ昼食会場へ!
この日はとっても暑い日だったこともあり、
「手打ちそば 久蔵」さんで冷やしたぬきそばをいただきました。

昼食を終え、最後に訪れたのは
南かやべ漁協直販加工センター」です。
ここでは南かやべの地場産品を購入することができます。
お醬油がおすすめとのことで買ってみましたが、
昆布の風味とだしが出ていておいしかったです!
ここでは、参加者全員に昆布製品のプレゼントもあるので
忘れずに受け取ってくださいね!

時間はあっという間に過ぎてしまい…
函館駅前に帰ってきました。
降車場所は、函館駅前のほかに
トラピスチヌ修道院、湯川温泉電停前、五稜郭を選ぶことができます。
乗車場所と違っていてもOKとのことです。

半日で世界遺産と国宝を巡ることのできる
楽しいツアーとなっています。
午前ははこだて縄文ライナーで南茅部地域を観光し、
午後は函館市街地をめぐることも可能です!

函館バスのバスガイドさんのお話も大変おもしろく、
1人で参加してもご家族やご友人と参加しても
楽しめるものとなっています。

8月から10月までの主に土曜日に運行される予定です。
ぜひ一度参加してみてはいかがですか?

 

by しかた