新年度のご挨拶
函館市地域交流まちづくりセンターは本日より、9年目を迎えることになりました。
これまでご利用いただいた全ての皆様に心よりお礼申し上げます。
オープン当初は、ただただ必死でした。試行錯誤の連続で、気が付くと閉館時間がきていました。駐車場の片隅に美しい花が咲いていることに気が付いたのは、だいぶたってからのことでした。
知識も経験も乏しかった私たちが何とかやってこれたのも、皆様からのご指導・ご協力・ご理解のおかげです。
9年目に入り、知識も経験もオープン当初よりはだいぶ増えました。近くに咲く花の美しさにもしっかり目が届くようになりましたし、顔見知りの数も飛躍的に増えました。全国からたくさんの視察にもお越しいただくようにもなりました。しかし、私たちはこれに満足することなく、より良い運営をしていきたいと考えていますので、引き続きご指導よろしくお願いいたします。
「センター長から皆様へ」にも書かせていただきましたが、私はまちづくりは「宝探し」だと思っています。まちや地域の中にある宝、人の中にある宝、歴史の中で育まれた宝、日々の暮らしの中でつくられていく宝、想いの中から生み出されていく宝、そして自分の中にある宝。
まちづくりセンターは、そういった様々な宝を探していこうという皆さんのたまり場です。スタッフは、そういう宝探しをしていく皆さんの支援をしていきます。
ある時は情報の収集や交換の場として、ある時は交流の場として、ある時は相談に、そしてある時は疲れを癒したり鋭気を養ったりする場として、気軽に“まちセン”にお越しいただければ嬉しいです。
そして、スタッフに色々話しかけて下さい。
9年目に入っても変わらず、皆様を心よりお待ちしています。
センター長 丸藤 競