「PUBLIC LIFE(パブリックライフ)出版記念トークイベントin函館」が開催されました!(2024.6.2)
函館西部地区を拠点に活動している「箱バル不動産」、「株式会社 はこだて西部まちづくRe-Design」、「Staple函館」の主催による「PUBLIC LIFE(パブリックライフ)出版記念トークイベントin函館」が、6月2日(日)にまちづくりセンターで開催されました。(お知らせ記事はこちら)
トークゲストは賃貸住宅・飲食店・公園・ストリートの業界常識を変えてきた「まちの大家」青木純さん。青木さんの新刊「パブリックライフ」の出版記念も兼ねたトークイベントでした。
青木さんが手がけた事例として「青豆ハウス(東京・練馬区)」「高円寺アパートメント(東京・高円寺)」「南池袋公園(東京・豊島区)」の紹介がありました。
自治体が作成する都市計画だけでは「まち」は何も変わりません・・・資産を持っている土地の大家さんによる「まち」の未来を意識した決断力と、住民たちが主体的に無理なく楽しく「まち」に関われる環境づくりが重要です!
後半のパネルディスカッションでは、青木さんに加えて、蒲生寛之さん(箱バル不動産 代表)、北山拓さん(株式会社 はこだて西部まちづくRe-Design 代表取締役)、園部優樹さん(Staple函館 取締役)が登壇。
会場からたくさんの質問や感想が飛び交いました!私が共感した言葉は下記の通りです!
- 自分の弱みをさらけだすことで、仲間が助けてくれる。
- デザインに力を入れているのは、ダサいデザインのものには人は集まらないから。
- 子どもは大人の本気度に敏感なので、子どもと向き合うときほど全力で親しみやすいデザインにしている。
- 地方でも、その地域にしかない良さがきっとある。
- まちづくりは、行政・民間を問わず恐れずに関係性をつくることが大事。
- 最初から、100点を取りに行かなくても良い。10点で良い!
- 手伝ってもらった人に「良いように使われた」と思われないようにすることが大事。
- 自分たちが何を大事にしたいかを考えて優先順位をつけてやっていくと、将来的には必ず共感してくれる人が現れて結果がついてくる。
青木さんの書籍を購入したのでしっかり勉強したいと思います。
まちづくりセンターの運営にも参考になる熱いお話でした!ありがとうございました!
by せんごく