で、昨日、まちづくりセンターにやってきた、
市役所の新人研修のご報告。
総勢二十数名で、マイクロバスに乗ってやってきました。
まずは、館内案内。
その後、私から市民活動についての基礎知識と、
市民活動をやっている私から、市役所の新人さんにぜひ伝えたいこと、
などを話させてもらいました。
ちょっと遠慮がちなのか、なかなか"おとなしい”かたが多かったような印象です。
私が伝えたかったことは、
・自分らしい「好きなことや、できること」を持って、まちを良くしていってください。
・市民は市役所の中やましてや市役所の会議室にいるのではなく、まちの現場にいます。
「現場」の真の姿や声をちゃんと感じ捉えることができる、目や心構えや知識を持って下さい。
・・・でも、ちゃんと「現場」を見るって、本当に難しいことですよ。
会議室思考から抜け出すのって、大変ですよ。
・市民にとって、役所は完全アウェイです。
どんなに何度も役所に通っている人も、どんなに市役所内に知り合いがいる人でも、
市役所は市民にとってまだまだアウェイです。
だから、みなさんが市民にとってのホームに積極的に出て行ってください。
・組織に入ってしまうと、人も保護色の動物みたいに、すぐにその組織の色に染まっていまいます。
そうなると、周りからも見てもらえないし周りを見ることもできない人になってしまいます。
組織の色に染まらないって、これも大変なこと。よっぽど、自分で意識を高く持ってなきゃ。
で、色に染まらない方法のひとつとして、
いろんな“人たち”と会うようにしてください。
市民活動や、その他いろんなことをやっている人とのつながりを、多くして下さい。
といったようなことです。
なんだか偉そうなことを言ってますが、自分自身への戒めもこめて、話させてもらいました。
私の拙い話が、どれくらい役にたったのか不安ですが、
新人のみなさんのご活躍を応援しています。
(記:センター長 まるふじ)