まちづくりセンターに、
辻垣正彦氏(環境派建築家)が来て下さいました。
趣味の釣りで来函し、そのついでに、まちセンに寄っていただいたというもので、
まちセンは、いつもラッキーです。
しかも、ちゃっかり次号の「はこまち通信」のための
対談をセンター長としていただきました。
辻垣氏は、函館のことだから。と言って、対談とまちセンサロンの講演も快く引き受けて下さいました。
函館を愛してくださっているんだなぁと感じました。本当にありがとうございます。
対談では、「まちセンは、環境問題を考えていかないと、生き残る道はない!!」とのご提案をいただきました。その内容については、「はこまち通信」12月下旬発行をどうぞお楽しみに。
まちセンサロンでは、「道の駅」がテーマ。
辻垣氏が設計した道の駅とみうら「枇杷倶楽部」が紹介されながら、理想的な建築物についての紹介がなされました。
理想的な建物は、時代時代のニーズに合わせて、増築や改修が出来ること。
今は30年弱で建物が壊されていく・・・、
昔ながらの木の建物である法隆寺は千数百年使われ続けていることが例にあげられました。
昔の木材を使って、その素材の確かさを確信していらっしゃるのが、
廃材を利用して手回しオルガンを作っていらっしゃる谷目基氏。
ちょうど会場にいらして、経験談を伺えました。
木は、素晴らしい! その良さを知っている職人さんは他にも道南にいらっしゃるということで、
私たちは、そういった方々に目を向けていきたいものです。
辻垣氏には短い時間の中で、「はこまち通信の対談」から「まちセンサロン」まで、
ご協力いただきました。
きっと、まちセンって、なんて人使いが荒いところなのだろう。と思われたことだと思います。
本当にすみません。貴重なお話は、今後のまちセンに大いに活用させていただきたいと思います。
本日は、本当にありがとうございました。
by 斉藤貴美恵