第10回 サイエンスカフェ『いい顔いいコミュニケーションコンピュータで探る顔の秘密』をチラ見・チラ聴きしていたスタッフの斉藤です。
顔学者? 顔と科学がどう結びつく? 気になりますよねー。
とっても興味深いテーマに大勢の方が聴きにいらっしゃっていました。
今回は、「顔学者」こと原島博さん(東京大学 教授)のお話。
「性格がその人の顔をつくるのではなく、顔がその人の性格をつくる」「他人の顔は、自分の心」
「コンプレックスと思っていることを自分が気にしなければ、他人も気にしない。自分が気にしていると、他人も気になる」など、共感できるお話ばかりでした。
話の中で「いい顔の13箇条」も紹介されました。
1.自分の顔を好きになろう。
2.顔は見られることによって美しくなる。
3.顔はほめられることによって美しくなる。
4.人と違う顔の特徴は、自分の個性(チャームポイント)だと思おう。
5.コンプレックスは自分が気にしなければ、他人も気づかない。
6.眉間にシワを寄せると、胃にも同じシワができる。
7.目と目の間を広げよう。そうすれば人生の視界も広がる。
8.口と歯をきれいにして、心おきなく笑おう。
9.左右対称の表情作りを心がけよう。
10.美しい皺と美しいハゲを人生の誇りとしよう。
11.人生の三分の一は眠り。寝る前にいい顔をしよう。
12.楽しい顔をしていると、心も楽しくなる。人生も楽しくなる。
13.いい顔、悪い顔は人から人へ伝わる。
最後に、今日の来場者がいい顔をして家に帰れば、それが連鎖して、いい顔の人が増える。そして、まちが良くなるというお話で締めくくられました。
今日から、いい顔宣言をしようではありませんか。
*なお、顔は、科学では解明できないようなことがいっぱいで、原先生はそういったところに
魅力を感じて、顔を研究されているそうです。