第3回 路面電車まつりのプログラムのひとつ、「ハイカラ號で巡る函館の今昔」を行いました。
湯倉神社に9時40分に集合し、まずは湯の川温泉発祥の地碑の紹介から。
東京からの参加もあり、参加者は23名。テレビ局の取材陣もハイカラ號に乗り込み、
ちょっと窮屈な車内となりました。
ご案内は、中尾仁彦(とよひこ)さん。
箱館歴史散歩の会主宰で、月に1回西部地区を散策しながら歴史を解説しています。その会には毎回100名近い歴史ファンが参加していて、すっかり西部地区散策の名物にもなっています。また、最近はNHKラジオ「どどんと道南ラジオ」レギュラーコーナーを担当、NHKテレビでも函館の歴史を紹介しています。
その中尾さんの解説をハイカラ號に揺られながら、たっぷり2時間30分。途中、谷地頭電停とどつく前電停でしばし休憩タイムがあった他は、電車も留まらず、中尾さんの歴史話も留まらず・・・。
2時間半では足りなかったかもしれないくらいで、全線をもう一周くらいしても良かったかも。
そして、駒場車庫では、交通局職員の廣瀬さんに車庫案内をしていただきました。
普段は、中を覗くことが出来ない、車両の修理や点検場所にも入らせていただき、
車輪がついている台座の部分と上の箱の部分が切り離されている様子も見学。
また、研修生が実際の電車を運転する前に訓練を行うシュミレーターも見学し、
実際に参加者も運転体験をさせていただきました。
今日は、身体もさることながら、頭を休めたいー。そんな声が聞こえそうな函館の歴史漬けのプログラムとなりました。