北洋漁業ゆかりの地紀行講演会 盛況でした
択捉島水産会主催、
地域史研究家 橋本哲氏(富山県富山市在住)を招いた講演会
『北洋漁業ゆかりの地紀行講演会』が
まちづくりセンター3階で開かれました。
開催にあたってご案内しました記事です。
『占守島慰霊祭』を行うにあたって
主催する陸上自衛隊第11戦車大隊
「士魂協力会」が募集した旅に参加した橋本さん。
「北千島 占守(シュムシュ)島とカムチャツカの今」と題して
今も残る戦闘の爪痕など、
現地で撮影した写真とともにご紹介くださりました。
砲台がそのまま残る占守島の紹介です。
実際に間近でご覧になった橋本さんの一言一言に
重みがあります。
手りゅう弾、実弾、薬きょう、防毒マスクなども
いたるところで目にしたそうです。
危険と隣り合わせの状況ですが
占守島の現状を伝えるため
注意を払いながらカメラに収めてきたそうです。
この画像だとわかりづらいと思いますが
周囲には可憐な花が咲いていたりと、
どの画像からも年月の経過が見て取れます。
国土が広いロシアならではのエピソードも。
時計がたくさん並んだホテルのロビー。
ご来場の方々に橋本さんから書籍のプレゼントもありました。
富山県と北方領土には深いつながり、
長い歴史があることなど、たいへん興味深いお話ばかり。
会場には60名を超える方々があつまり、
橋本さんの貴重なお話にじっくりと
耳を傾けていらっしゃいました。
by くきさわ