10月31日(土)まちづくりセンター2階多目的ホールにて
『災害時に知っておきたい トイレの備え』を開催しました。
このブログでは第1部、講演の様子をお伝えします。

講師は NPO法人日本トイレ研究所、代表の加藤 篤さんです。

被災者からのアンケートの結果
災害が起きて困ったことは

水よりも
食料よりも
トイレの問題がトップ!という結果に。

避難所で聞いた
「今、必要なもの」1位は『簡易トイレ』



避難所も被災していれば当然ながらトイレは使用できず
仮設トイレが到着するまでの数日間、
『トイレ問題』が発生するのは避けられません。

トイレが使えないとき、あなたならどうしますか?


ちなみに、水洗トイレの水量って
どのくらいだと思いますか?
参加者同士で意見を交わし、このくらいでは?と発表。



結果は、みなさんの予想を上回る水が必要でした。


『トイレ問題』を解決するには『トイレ』しかありません。
実際に『携帯トイレ』を開封して、水を注いでみましょう。



まちセンスタッフ茅森が
携帯トイレの凝固剤が固まる瞬間を間近で体験しました。
水を注ぐと、あっという間にシャーベット状に変化したそうです。

休憩をはさんで後半は
『災害時トイレ訓練ワークショップ』です。

災害時は停電していることが想定されるので
トイレが真っ暗という状況もありえます。

トイレの電灯はオフに。参加者のみなさんは
ランタン、懐中電灯、ライト等を持ち込みながら
洋式便座に簡易トイレのキットをセットすることに。

さて、どんなワークショップとなったのでしょうか?
この続きは、明日11/2のブログでご紹介します。


かつての災害から私たちが学ぶべきことは
『避難所に着いたら、まずトイレ』
食事よりも水よりも、真っ先に
トイレの心配をする必要があるということ。

『避難所のトイレが使えない』となると、
人は『水や食料を控えよう』
という発想になりがちで、たいへん危険です。
脱水症など、体調を崩す要因になります。

災害時は、普段の生活と異なることの連続です。
身体的にも精神的にも追い詰められます。

仮設トイレが届いて使えるようになるまで
避難所の水洗トイレが使えるようになるまで

『1日の必要分 × 家族の人数分 × 数日分』
の携帯トイレを備えていれば



そして、これまでに一度でも
『携帯トイレの使用体験』があれば

トイレが使えない状況でも
落ち着いて排泄できることを学びました。

公衆衛生の大切さに加え、これからは
感染症対策も考慮しなければなりません。

加藤さんのお話で
実際の避難所生活をイメージできたと同時に
今すぐにでも防災グッズの見直しをしなければ、と
感じた講演会でした。


by くきさわ


▼ 第2部の様子を公開しました[2020.11.2]

災害時に知っておきたいトイレの備え【第2部】(2020)