今回は、主婦の病気と呼ばれることのある「関節リウマチ」
について、関節リウマチは、関節のつなぎ目部分を覆
っている滑膜という薄い膜に炎症が起こり、関節の痛
み、腫れ、変形といった症状が現れて関節の機能が徐
々に障害されていく病気です。人には体内に侵入して
きた有害な物質を攻撃して排除し、からだを守ろうと
する免疫というシステムが備わっているそうです。
関節リウマチは、このシステムに異常が起こり引き起
こされますが、なぜ異常が起こるのか、その原因は未
だはっきりしていないそうです。
4つ以上が当てはまれば関節リウマチが疑われます。
・6週間以上にわたり、朝のこわばりが1時間以上持
続している
・6週間以上にわたり、関節が3ヵ所以上腫れている
・6週間以上にわたり、手や指の関節が腫れている
・6週間以上にわたり、左右対称に同じ部位の関節が
腫れている
・手のレントゲン写真の結果、異常がある
・皮膚の下に、3cm以内程度のかたまり(皮下結節)
ができている
・血液検査でリウマトイド因子が検出され、リウマチ
反応の結果が陽性だった
(アメリカリウマチ学会(ACR)の診断基準より作成)
どちらにしても専門医で検診を受けてください。