その昔、北海道では冬期間の野菜不足を補うために
晩秋に大根や白菜の漬物を作る家庭が多かったようです。
大根のニシン漬や白菜漬けの中に、昆布やスルメイカなどを
入れた漬けものなど、それぞれの家庭の味を創っていましたが、
冬の寒い朝、外にある漬け物樽から取り出してくる役目だった
子供時代には一番辛かったような記憶があり、そのせいか
漬け物はあまり得意ではありませんでした。
道南では、冬の土中に貯蔵する「雪の下ダイコン」越冬ダイコン
の掘り起こしが、ピークを迎えているそうです。
「雪の下ダイコン」はビニールと土をかぶせて寝かせると
瑞々しく、甘くなるそうです。