スマイルマーケット[2021.4.15更新]

はこまち通信 vol.56掲載(2021年4月発行)

こんにちは。私たちは地域と子どもたちとの絆を深めるボランティアとして
2013年10月「スマイルマーケット」として2人で立ち上げました。

この度、2021年3月をもって約8年にわたる活動を終えることとなりましたので、
この場を借りてお知らせします。

「スマイルマーケット」は幼稚園、保育園、児童館、町会、放課後児童デイサービスなど、函館道南で定期・不定期にボランティア活動をしてきました。

活動内容としては子どもたちを対象とする紙芝居、指人形、エプロンシアター、ペープサート、パネルシアター手遊び、体操、手品など。みんなで身体を動かす「ラーメン体操」と、タオル地の指人形をつかった手遊び「ころころ玉子」は特に人気が高く、どこに行ってもアンコールの声がかかり、盛り上がりました。

「今回はどんな事をするのだろうか」と玄関先まで出迎えてくれた帰りは「今度いつくるの?」の声がけで見送ってくれてそのたび期待に応えるよう毎回内容を変えていました。卒園式には、私たちのほかに卒園児が手品を披露するなどのコラボもあり、楽しい時間を送ってきました。

日常・テレビ・ゲーム・その他の機械音の中にいる子どもたちが紙・布・生の声で、みんなで一緒に遊びの輪に加わる楽しさを知り、好奇心と興味で目を輝かせ、会場がひとつになった時間が私達にとってもやりがいのある事でした。

子どもたちの満面の笑顔のシャワーを浴びて8年間やってこれたのだと感じています。色々な物を市場の店のように置き、そして最後は笑顔で終わる…まさに「スマイルマーケット」と名付けてよかったと思います。

2021年3月で活動は終了しますが、これまで多くの方々の協力と励ましを頂きお世話になり、
本当にありがとうございました。

 

スマイルマーケット 高橋千恵