市民活動は”不要不急”の活動ではありません

はこまち通信 vol.58 掲載(2021年10月発行)

 昨年から続く新型コロナウイルスは、未だ収まる様子を見せていません。その間、多くの市民活動団体が影響を受け、活動を停止した団体も少なくありません。また、目に見えない同調圧力等のため心理的圧迫感を感じている団体もあると聞いています。

 感染拡大を防ぐためには、不要不急の行動を控え接触を避けることが大切なのは言うまでもありません。しかし、不要不急という言葉が独り歩きし必要以上の萎縮を生んでしまうことで、本来やらなくてはいけない課題解決に向けての活動が妨げられてしまうと、取り残された課題はより大きくなるばかりです。

 市民活動は不要不急の活動ではありません。むしろ影響が長期化されるなか、市民活動の必要度はより高まっています。「今だからこそできる支え合い」を創造していくことで、多様化深刻化していく社会の課題解決をしていくことが求められています。

 これまで経験したことのない困難の中だからこそ、市民活動の力で「誰ひとり取り残さない社会」をつくっていくことが必要です。私たち『まちづくりセンター』と一緒に乗り越えていきましょう!