あけましておめでとうございます(2021.1.4)

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 恒例のまちづくりセンター2021年の「めあて」と「合言葉」を発表いたします。「めあて」は

“コモンをみがく” です。

 コモンには、「共通の、共同の、公共の、普通の、ありふれた」という形容詞と「共有地」という名詞の意味があります。内田樹(たつる)著『コモンの再生』には、「みんなが、いつでも、いつまでもつかえるように気配りがされている場」といった表現がされています。

 まちづくりセンターはオープン時より、

「自分の部屋の次に居心地の良い場所にしたい」

という思いを大切に運営してきました。しかしオープンから十数年がたち、その思いが薄れてしまったり忘れてしまう時が出てくるようになってしまいました。

 そのことで、ご迷惑をおかけしたことも多々あるかと思います。この場を借りて謝罪いたします。申し訳ございませんでした。

 私たちは、まちづくりセンターは“みんなの共有の場”であることを心にきざみなおし、みんなが、いつでも、いつまでも楽しくそして有意義に使えるような“気配り”を高め磨いていきたいと思います。

「合言葉」は、“レベチ”です。

 もともとはギャル語でしたが、北海道日本ハムファイターズの中田翔選手が使うなど今ではよく聞く言葉になりました。「レベルが違う」という意味です。

 SDGs(エスディージーズ)への取り組みはもちろん、接客や流儀、意識や知識など全ての面で「さすがだね!」と言っていただけるようにしていきます。

 移住や災害・防災支援への取組、アクティブシニアの社会参加や居場所の仕組みづくり、CSR・SDGs・ESG等々、まちづくりセンターの領域はどんどん広がっています。また中心軸であるNPOや市民活動自体も急速に進化しレベルアップしています。それに伴い、ビジネスやマーケティング、マネジメント、ロジスティクス、ファシリテーション等に関しても高いスキルを求められるようになってきました。

 一人が全てを担うのはかなり難しいと思います。しかし、各スタッフの得意分野を活かし、総合力で「さすがだね!」と言っていただけるようにしていきます。そのためにも、各個人がそれぞれの「レベチ」な分野をつくっていくようにしたいと思います。

 本年もご指導、ご協力、よろしくお願いいたします。

2021年1月4日

函館市地域交流まちづくりセンター
センター長 丸藤 競

 


函館市地域交流まちづくりセンターは本日
1月4日(月)より開館しました。



毎年恒例、梅谷利治氏の創作凧で
みなさまをお出迎えしております(関連記事はこちら)。



1月11日(月・祝)まで17時閉館とさせていただきます。
くわしくは以下のリンク先をご覧ください。
テナントの営業日もご案内しております。

年末年始の休館、開館時間変更のお知らせ 【2020-2021】