スタッフ研修に川北秀人氏を迎えました(2021.3.31)
2021年3月31日(水)
まちづくりセンターの臨時休館を活用して
スタッフ研修を実施しました。
講師は昨日3月30日(火)の講座に引き続き、
IIHOE 川北秀人氏にお願いしました。
まずは3チームに分かれて
9:00より実施した避難訓練の振り返りからスタート。
今後に向けての改善点などを全員で確認しました。
川北さんから
事務ブースを利用する市民活動団体なども含め、
高齢者や障碍者などの来館者に
適切に避難してもらうにはどうしたらよいか
具体的に想定しながら訓練をすすめてはどうか
火災を想定しての訓練だけでなく
風雨水害への備えも必要。
訓練を検討してみては?
など、新たなシナリオづくりへの
アドバイスをいただきました。
さっそく今後の訓練に反映させてまいります。
函館市地域交流まちづくりセンターのスタッフは
市民活動支援センターに求められるスキルを
自ら育てていただくために、
どの項目がどれだけ身についているか
今後、どの項目を学んでいけばよいのか
考え、実践するためのリスト
半人前チェックリスト
一人前チェックリスト
を基に、スキルアップを図っています。
このリストはかつて川北さんのアドバイスを基に
作成、実践してきたものです。
このたび全員でリストを見直し、
現状に適しているかどうか、意見交換しました。
半人前チェックリスト『感染症対策』項目の
・自身の体調管理に努める
この項目は、とても大事なことなので
『感染症対策』の項目から、一番はじめの
『基本』の項目に移動してみてはどうか
などの意見が出ました。
2021年度は、この研修で見直した
最新版チェックリストをもとに
スタッフ一同、スキルアップを図ってまいります。
まちづくりセンター 半人前、一人前チェックリスト更新!(2021)
引き続き、
国勢調査に基づいた函館市の過去・現在・未来の分析と対策。
まちづくりセンターのように市民活動団体の支援を担う
中間支援施設は全国各地にあることから
コロナ禍でも歩みを止めず、さまざまな知恵と工夫で
乗り切っている施設・センターをご紹介いただくなど
今、まちセンスタッフが学びたいこと
学ぶべきことを
たっぷりと詰め込んだ研修プログラムを
用意していただきました。
まちづくりセンターの広報誌
はこまち通信クーポラの対談も行われました。
日本の市民活動支援センターの草分けであり、
日本で初めて行政から市民活動施設を受託した
せんだい・みやぎNPOセンターの
創設者である
故・加藤哲夫さんの言葉が
川北さんから読み上げられた場面では
スタッフ一同、気持ちを新たにしました。
まちづくりセンターは2007年4月にオープンし
このたび15年目に入りました。
これからも
地域に必要とされる施設として
見えるニーズに応えていくだけでなく
見えない中から何が地域のために重要なのかを
探し当てて、活動していきたいと思います。
川北さんの研修を受講して
パワーアップしたまちづくりセンターを
今後ともよろしくお願いいたします。
by くきさわ