セーブ・ザ・チルドレン『子ども・地域おうえんファンド』(2022.10)

子どもが毎日の暮らしの中で権利を保障されながら成長していくためには、子どもにとって最も身近な存在となる親や養育者、地域の人々の存在が大きな意味を持ちます。しかしいま、日本社会では子育ての孤立化、虐待の深刻化、相対的貧困の拡大など多くの課題があります。

私たちは、この現状を変えていく力を持つのは子ども自身であり、また、子どものそばにいる地域の大人だと考えています。
そこで、地域の非営利団体(NPO)を主な対象として、次の3つのサポートを行うことにより、日常生活における子どもの権利の実現を目指します。

■ 資金助成
■ 組織基盤強化
■ 子どもの権利実現のための環境づくり

これらのサポートを通じて、日本国内のより広い地域で、多角的に子ども支援活動を推進し、子どもの権利が広く実現される社会を目指していきます。

対象団体

特定非営利活動法人(NPO 法人、認証・認定)、一般法人(非営利型)、公益法人、社会福祉法人、任意団体などの非営利団体。
※法人格未取得でも対象となりますが、継続性のあることを原則とします。

(1)活動分野

子どもの権利実現につながる活動を広く対象としますが、特に次の分野を歓迎します。
■子どもの貧困問題の解決
■子ども虐待の予防、虐待や不適切な養育を受けた子どもへの支援
■災害時の子どもの保護のための取り組み、子どもとともに進める防災
※上記いずれの活動においても、子どもの意見の尊重や参加を促進する取り組みがなされていること、または申請事業の中でそうした取り組みを実践する計画があることを重視します。

(2)活動の対象者

子ども(18歳未満)およびその親や養育者、子どもを取り巻く大人
■特に、日本国内で取り残されがちと思われる状況下にある子どもや、子どもを取り巻く大人に向けた活動を重視します。
例:相対的貧困状態にある、外国につながるルーツを持つ、在留資格が不安定である、性的少数者である、障害のある、疾病を抱えている、社会的養護下にある、子どもが家族の世話をしている、など

応募期間

2022年10月1日(土)~2022年10月30日(日)23:59(応募フォーム送信完了時間)

助成内容について詳しくはホームページからご確認ください。
子ども・地域おうえんファンド(セーブ・ザ・チルドレン)

問合せ先

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 地域連携事業
担当者: 瀬角(せすみ)・庄司(しょうじ)
mail: japan.cn@savethechildren.org
TEL: 03-6859-6869(平日9:30~18:00)

※新型コロナウイルス感染症の影響によりスタッフの在宅勤務実施中のため、お問い合わせは原則としてメールでお願いいたします。電話の場合、回答にお時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。
※ご応募前のお問い合わせ・ご相談を受け付けます。お問い合わせ・ご相談の内容を簡単に記載したメールをお送りください。担当者より折り返しご連絡を差し上げます。