赤い羽根 ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーン『居場所を失った人への緊急活動応援助成』第8回公募(2023.10)
新型コロナウイルス感染症の影響は強く残っており、経済状況悪化のため仕事や住まいを失った人たち、虐待やネグレクトなどで家にいられない子どもや若者たち、ストレスから家庭内暴力(DV)に至ってしまった家庭、国籍や言語の壁から必要な支援や情報が行き届かない人たちなど、様々な理由から居場所を失い、孤立する人々の生活課題がさらに顕在化しています。
こうした人たちに対し、相談に乗り、必要な制度の利用を支援する、居場所を提供する、多様なツールを活用してつながりを作り孤立を防ぐ、などの緊急支援が、多様な団体・機関によって展開されていますが、いずれの団体・機関も長期的な支援活動に必要な人材や活動資金は十分ではありません。
そこで、居場所を失った人々に対する支援活動を資金面から支援し、誰もが孤立や生きづらさを感じている人の存在に気づき、支え合い、つながり続ける「誰一人取り残さない(leave no one behind)」地域・社会をつくることを目的として、本助成を実施します。
助成対象団体
- 社会福祉・地域福祉の推進を目的とする非営利の団体(法人格の有無は不問)
- 応募時点で団体が設立されており、助成対象活動(事業)の実施体制が整っていること(活動年数は不問)
- 複数の団体が連携・協働して実施する活動(コンソーシアム)も対象とします。その場合は、代表団体(助成手続きを行う団体)を1団体選定のうえご応募ください。
※本助成における「複数の団体が連携・協働して実施する活動(コンソーシアム)」とは、次の3要件を満たすものとします。
・応募事業において連携・協働を行う必然性が応募書から読み取れること
・事業および予算執行の適正な管理を代表団体(幹事団体)が行うこと
・応募事業の手法やプロセス、成果がコンソーシアム構成団体間で共有できる体制にあること - 特定の宗教や政治思想を広めることを目的とする団体、反社会的勢力および反社会的勢力と密接な関わりがある団体でないこと
助成対象活動(事業)
- 相談支援活動(DV/虐待/女性/子ども若者相談、その他民間相談支援)
- 居場所支援活動(DV、虐待被害者へのシェルター提供、社会的孤立の防止や解消のための対面やオンラインでの居場所提供)
- 居住支援活動(居住支援など)
- 学習支援活動(対面やオンラインでの学習支援)
- 外国ルーツ支援活動(外国ルーツの人たちへの支援)
- 生活支援活動(生活必需品の提供など)
- 食支援活動(フードパントリー/バンク)
※ただし食糧支援単体ではなく他の支援活動と組み合わせたものとする - 中間支援活動(活動する団体の場づくり/課題把握)
- その他緊急支援活動(緊急的な相談支援、生活支援(食事・居住))
受付期間
2023年11月8日 (水) 必着
応募要項ダウンロード (PDF)
助成内容について詳しくはホームページからご確認ください。
・居場所を失った人への緊急活動応援助成の第8回公募について (赤い羽根共同募金)
問い合わせ先
社会福祉法人 中央共同募金会 基金事業部
居場所を失った人への緊急活動応援助成担当
TEL: 03-3581-3846
E-mail: kikin-oubo2@c.akaihane.or.jp