社会福祉法人 中央共同募金会「居場所を失った人への緊急活動応援助成」第11回公募(2025.3)
近年の物価高騰や地域コミュニティの希薄化、単身世帯の増加など社会環境の変化により、経済的困窮や社会的孤立に直面する人々の生活課題が一層浮き彫りになっています。
こうした生きづらさを抱え居場所を失った人々に対し、相談支援の充実、必要な制度の利用促進、居場所の提供、デジタルツール等を活用したつながりの確保など、多様な支援が団体・機関によって展開されています。しかし、いずれの団体・機関も支援に必要な人材や活動資金は十分ではありません。
そこで、居場所を失った人々に対する支援活動を資金面から支援し、誰もが孤立や生きづらさを抱える人の存在に気づき、支え合い、つながり続ける「誰一人取り残さない(leave no one behind)」地域・社会をつくることを目的として、本助成を実施します。
なお本助成は、今回より赤い羽根福祉基金「社会課題テーマ助成」のプログラムとして実施するものです。
助成対象団体
- 社会福祉・地域福祉の推進を目的とする非営利の団体(法人格の有無は不問)
- 応募時点で団体が設立されており、助成対象事業の実施体制が整っていること(活動年数は不問)
- 特定の宗教や政治思想を広めることを目的とする団体、反社会的勢力および反社会的勢力と密接な関わりがある団体でないこと
助成対象活動
- 相談支援活動(DV/虐待/女性/子ども若者相談支援などに対する相談支援)
- 居場所支援活動(DV、虐待被害者へのシェルター提供、社会的孤立の防止や解消のための対面やオンラインでの居場所提供など)
- 居住支援活動(住居の提供、居住後の訪問活動など)
- 学習支援活動(対面やオンラインでの学習支援など)
- 外国ルーツ支援活動(外国ルーツの人たちへの支援など)
- 生活支援活動(生活必需品の提供など)
- 食支援活動(フードパントリー/バンク)
※ただし食糧支援単体ではなく相談支援や学習支援等の他の支援活動と組み合わせたもの、かつ、この組み合わせに相乗効果があると認められる活動に限る - 中間支援活動(活動する団体間の連携のための場づくり/課題把握など)
- その他緊急支援活動(緊急的な相談支援、生活支援(食事・居住)など)
受付期間
2025年4月7日 (月) 23時59分必着
応募要項ダウンロード (PDF)
助成内容について詳しくはホームページからご確認ください。
・「居場所を失った人への緊急活動応援助成」の第11回公募について (赤い羽根共同募金)
問い合わせ先
社会福祉法人 中央共同募金会 基金事業部
TEL: 03-3581-3846
E-mail: kikin-oubo2★c.akaihane.or.jp(★を@に変えてお送りください)