みなさんこんにちは。オタジィラスタッフのおにぎりです。
これから夏が本格化してくる気がします。どんどん暑くなってくるでしょう。
夏バテにならないよう、食べるものはしっかり食べて、体調管理はしっかりしていきたいと思います!
お取扱中の本のご紹介です。
以前に紹介したことはなかったのですが、大変人気のある写真集をご紹介いたします。
熊谷孝太郎
『はこだて記憶の街』
価格:2940円
熊谷孝太郎さんは旧上磯出身の写真家です。
函館の学校を卒業し、様々な写真を撮ってきました。
今回の『はこだて記憶の街』では、当時(大正)の函館で一番にぎわっていた十字街や駅周辺の写真が多く掲載されています。
熊谷さんは、函館の中心部を行き交う家族連れ、軍人、亡命ロシア人や女性たちなど、様々な人にカメラを向けました。
大正時代、それだけ多くの人たちが集まった北海道最大の都市・函館。
その函館で「人間」を中心に撮り続けたには、何かこだわりがあったのでしょう。
歴史があり、文化があり、力のあった街・函館。
その函館で、人間に注目した写真集は、なかなか親近感がわきます。
私も、今はこうだけど、当時の生活はこうだったんだ、などといろいろと想像をめぐらせることが出来ました。
ご購入されたお客さまたちが、声をそろえて「これは良い写真集だ」という理由が少しわかる気がします。
そして、装丁がとてもおしゃれです。
きっと、当時を過ごすことも楽しかったんだろうな、と少し思ってみたりみなかったり。
函館の昔を振り返りたい人は、是非。