みなさんこんにちは、オタジィラスタッフのおにぎりです。
夏も終わりに近づいています。
みなさん、風邪を引かないよう、お気をつけください。
今日は、はこだて国際科学祭のイベント、科学夜話に参加させていただきました。
はじめのほうは特別営業で仕事をしながらカウンターに入っていました。
そして夜話が始まり、興味津々にしていると、
店長に「座って聞いて来ていいよ!!」
と言われたので、迷わず受付をして参加させていただきました!
今日のお話は吉川謙二さんによるアラスカや永久凍土のお話でした。
吉川さんはアラスカ大学の教授で、永久凍土をはじめとする極地の研究をしています。
今回は、吉川さんの「探検家」としてのお話や、永久凍土のお話を聞かせていただきました。
若い頃は砂漠と火星に憧れていて、
実際にオーストラリア中央の砂漠(名前は忘れました)と
世界最大級のサハラ砂漠を練り歩いたそうです。
オーストラリアは自転車で、そしてサハラ砂漠はリヤカーで、だそうです。
ですが、砂漠での日々はとても幸せだったそうです。
何も変わらない日常が、とても幸せに感じたそうで、私も少し体験してみたいな、と思いました。
そしてそれからは極寒の地に興味を移し、
南極点やアラスカなどに研究・探求しに行かれたそうです。
極地でしか体験できない「極夜」(100日近く太陽が昇らない状態)の中、
一人ヨットで過ごしたこともあるそうで、
本当に何にも縛られない自由な生活を送り、これもまた幸せだったそうです。
そして、専門の永久凍土のお話もしてくださいました。
環境問題と絡めて、最近の地球温暖化で永久凍土が解けているのでないか、
という話題にも触れてくださいました。
吉川さんが言うには、30000年前から出来た永久凍土(これが永久凍土のほとんどを占める)は解けておらず、解けているのは近年出来た永久凍土だけ、だそうです。
また、近年地球温暖化が進んでいるといわれているけれども、
機械による自動の気温測定が始まったのは1980年代からで、
それから今までの約20年間では温度が上昇し続けているだけであり、
そこだけをみて地球温暖化だ、と騒がれている一面もあるそうです。
データの扱い方には非常に気を遣うそうです。
とても興味深いお話を聞けて、とても満足です。
明日は科学夜話最終日ですので、よろしければみなさんもご参加ください。
明日の科学夜話は、みち子ちゃんが言っていたように、食品に関することです。
予約席もございますが、当日参加も歓迎とのことですので、是非参加してみてください。