レインボーはこだてプロジェクト [2021.4.15更新]

はこまち通信 vol.56掲載(2021年4月発行)

~ 虹をはいて歩こう! ~

わたしたち『レインボーはこだてプロジェクト(以下、RHP)』は、性的少数者(LGBT)への理解促進に関する活動を通じて、多様な人々が自分らしく暮らし、自己実現できるような地域づくりに取り組んでいます。RHPには、当事者、当事者の家族、学生、大学教員、さまざまな背景を持った支援者が関わっています。それぞれの立場や専門性を生かしながら、イベント『虹をはいて歩こう(会場:函館蔦屋書店)』やセミナー・講演会を開催したり、当事者に対する支援活動を展開したりしています。

RHPの活動の原点には、ある当事者の死があります。彼は女性として生まれ、男性として生き、ストレスから難聴になり自ら命を絶ちました。多様な性を前提としない社会制度の中で、当事者が自分らしく生きるのは過酷です。一方で、自分らしく学び、働き、生活する困難は誰もが抱えています。私たちは、LGBTについて考えることを通じて、誰もが多様なプライドを身につけるとともに、個人も社会も成長することを目指しています。

RHPの主な活動としては、LGBTフレンドリーなまちづくりを考える『虹をはいて歩こう〜Show Your True Colors』を2019年6月と2020年11月に実施しました。広報活動の一環としてYoutubeでの動画配信も行っています。また、トランスジェンダー当事者向けの個別相談会も実施しています。函館市長とのタウントーキングに参加し、LGBT施策の導入を行政に働きかけました。

活動に参加してみたい方は、お気軽に電話やメールでご連絡ください。まずは見学して、RHPの雰囲気を味わっていただければと思います。また、代表の北見が経営している焼きピロシキとボルシチの店『まるたま小屋』に直接お越しいただいても結構です。

RHPは、笑顔で楽しく活動することを心がけています。2021年度も『虹をはいて歩こう』を実施する予定です。性的指向・性自認に関わらず、LGBTフレンドリーなまちづくりに一緒に取り組んでいただける仲間を求めています。

工藤市長とのタウントーキングに参加(2019年)。LGBT施策の重要性について訴えました。

2019年に開催した「虹をはいて歩こう」の際にメンバーの発案で撮影。
RHPのシンボルである虹色靴下の輪を広げていこうという趣旨。

RHPのYoutube動画を広報活動の一環として作成。
画像はRHPのウェブサイトをスクリーンショットしたもの。

 

団体情報

レインボーはこだてプロジェクト

代表/北見伸子
設立/2018年
会員数/約20名
年会費/なし

連絡先

住所/〒040-0054 函館市元町2-3 まるたま小屋内 
電話/0138-76-3749
E-mail/rainbow.hakodate@gmail.com
HP/https://rainbowhakodate.wixsite.com/rainbow