【スタッフ連載】かやもりの「上へまいりま~す!」<全4回>
【vol.1】はこまち通信 vol.45 掲載
New Faceがまちセンで心がけること
【vol.2】はこまち通信 vol.46 掲載
『GLAY』で賑わう夏のまちセン☆パシャッ!☆
【vol.3】はこまち通信 vol.47 掲載
函館パワースポット(パワスポ)計画
【vol.4】はこまち通信 vol.48 掲載
あっという間の一年でした
スタッフ連載・かやもりの「上へまいりま~す!」vol.1 | はこまち通信 vol.45 掲載(2018年7月発行)
New Faceがまちセンで心がけること
みなさんはじめまして!はこまち通信初登場の茅森(かやもり)です。
今号より全4回の連載を担当し、まちセンの話題や函館の情報をお伝えしますのでどうぞおつきあいくださいませ。
まちセンの場所は函館山の麓、異国情緒たっぷりの西部地区。市内在住の私にとってもこのエリアは『オシャレして出かけるスポット』。なかでもまちセンは百貨店だっただけに、ひときわモダンで華やか!当時専門学校生だった私は、すっかり魅了されました。
ご縁というのは不思議なもので、その後、前職でまちセンスタッフの方と一緒に仕事をする機会にめぐまれ、それ以来、私の中でまちセンは特別な存在となりました。
いつしか「ここで働く自分」というビジョンを持つようになり、そこから私の熱い思いをアピールし続けた結果…このたび晴れてスタッフの一員に加わることができて本当に幸せです。
早く仕事を覚えて、他のスタッフのようにオリジナリティあふれるコアな観光案内ができるようになりたいと思っています。函館に住んで良かった!やっぱりここが大好きなんだ!と、みなさんが感じられるような「まちづくりの拠点」となりたい、そんな大きな夢があります。どうぞよろしくお願いいたします!
まちセンと私の一日は開館準備からはじまります。入社から4ヶ月。私が心がけていることは3つです。
・館内巡回整備
整理整頓はもちろんのこと「初めての方にも見やすく、わかりやすく」を心がけています。パンフレット等の補充ではレイアウトも工夫しています。準備が整ったら「今日もたくさんの方にご来場いただけますように」という気持ちで鍵を開けます。
・ランチは西部地区の飲食店で
お昼休みは情報収集もかねて近隣の飲食店へ。料理を味わうだけでなく、お店の雰囲気やオーナーさんの思いなど、プラスアルファの部分を感じとって、飲食店をお探しの方がいらした時に、自分の言葉で伝えられたら…
自称グルメな私が欠かさず続けていることのひとつです。
・ブログ更新
活動されている各団体さまの情報やまちづくりに関する情報など地域のみなさんに役立つ情報を毎日更新中です。ぜひチェックしてみてくださいね。
・ブログはこちら→ まちづくりセンター活動日記
どこへ相談しようか迷う困りごと、サークル活動の会場をお探しの方、ディープな函館案内をご希望の方にスムーズにご案内できるように。エレベーター案内もマスターしましたので、お気軽に茅森までお声がけください。それでは今日も「上へまいりま~す!」
まちセン萌えスポット①
振り子時計を見る機会がなかったこともあいまって、カフェに置かれている時計に興味をひかれました。特に文字盤や、その上にある太陽の顔?針の装飾などの美しさが私としては萌えポイントです。
日々の流れの中で、時計のおもりを上げていることもあり、より一層愛着を持つようになりました。みなさんの目に触れる機会をもっと増やしたいという思いから今回、萌えスポットとして取り上げております。
ひと際目を惹くこの時計。実は謎に満ちた時計でいつ頃造られたものなのか、どこの国のものなのか定かではありません。あるコレクターのご厚意によりここにやってきたということですが、どなたかアンティーク時計にお詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ色々教えてくださいませんか。
静かに時を刻み続けるそのたたずまいは、まるで訪れる人々をゆったりと包み込んでくれるグランパのような存在です。コーヒーと音楽とともに、訪れるひとをゆったりと包み込んでくれるでしょう。
茅森 昇起(かやもり しょうき)
1992年、海の日生まれの26歳。福祉の仕事に従事する一方で、まちセンへの思いは高まる一方。2018年4月より念願叶って常勤スタッフに。特技はイラスト。<※この連載は全4回です。>
スタッフ連載・かやもりの「上へまいりま~す!」vol.2 | はこまち通信 vol.46 掲載(2018年10月発行)
『GLAY』で賑わう夏のまちセン☆パシャッ!☆
みなさんこんにちは!まちセンの新人スタッフかやもりでございます。今号も私がまちセンで学んだこと、日々感じたことなどをお伝えしてまいります。どうぞおつきあいくださいませ。
大勢のお客様をお迎えした8月が終わりました。まちセンは地域住民の方に加えて観光客の方、GLAY野外ライブで函館にいらした方なども加わり、とても賑やかでした。私も西部地区にはすっかり詳しくなりましたので、飲食店の問い合わせには『マスターの話題』など、私しか知らないようなマニアックな情報も織り交ぜながら、観光案内業務を行っています。GLAYファンのみなさんの『記念撮影のお手伝い』にも力が入りました。ファンの方を階段までご案内し、ポーズを確認しながらスマホのシャッターを押す私。なかでもライブ当日はたくさんの方をご案内しましたので、私の『撮影スキル』は格段に向上したと思います。
近頃は「かやもりくん!」と声をかけていただけることも多くなり、私のモチベーションアップにつながっています。もしかすると、はこまち通信(この企画ページ)の効果もあるのかも知れませんね。「ちょっと相談したいことがあるんだけど…」といった場面もあります。先輩スタッフに教わったり、これまで学んだことをいかしながら対応することが多いのですが、かつて私が携わった福祉の現場で培ったスキルが思いがけず役立つ場面もあります。相談の方の言葉に耳を傾け、解決の道を探り、役立ててもらいたい!ただし、内容によっては関係各所に問い合せたりなど、その場での回答が難しいこともあります。
まちセン新人スタッフは、札幌で行われる研修で学べるチャンスがあり、私も7月より『市民活動中間支援センター研修会(札幌)』に参加しています。研修は11月までの全5回。しっかり学んで、次回の『上へまいりま~す!』ではその報告もできれば・・・。どうぞお楽しみに。
どこへ相談しようか迷う困りごと、サークル活動の会場をお探しの方、ディープな函館案内をご希望の方にスムーズにご案内できるようにと、「日々精進」!
まちセン萌えスポット②
私は、おそらく小さい頃から土器や化石など『大昔のモノ』にロマンを感じるタイプの子どもだったのでは?と思います。発掘作業の真似事をして地面を掘ったり「シーラカンス展に行きたい!」と親に頼み込んで連れて行ってもらったことも。
まちセンの大理石にも「化石では?」と思われるものがあります。写真では分かりにくいと思いますので、「来たことがなかった」「いつも行っているけど、気が付かなかった…」という方は、ぜひまちセンまでお越しください(もちろんその他が目的の方も大歓迎!)。
1Fから5Fまで続いている階段では、まだ化石を見つけた人はいないと聞いております。もし、コレは!?と感じた方はコッソリと教えていただけると嬉しいです。周りに主張しすぎず、気付いた者だけをニヤッとさせる大昔の痕跡。色々なことを想像させてくれるところが、私としては萌えポントです。
この夏、大勢のGLAYファンがまちセンの階段で、このポーズで撮影しました。私かやもりも記念に1枚。
茅森 昇起(かやもり しょうき)
1992年、海の日生まれの26歳。福祉の仕事に従事する一方で、まちセンへの思いは高まる一方。2018年4月より念願叶って常勤スタッフに。特技はイラスト。※この連載は全4回です。
スタッフ連載・かやもりの「上へまいりま~す!」vol.3 | はこまち通信 vol.47 掲載(2019年1月発行)
茅森の『まちセン発、函館パワスポ計画!」
今回は、私がまちセンで「こんなことに挑戦したい!」と思っていることを少しだけご紹介します。
【その1】コンセプト型シェアハウスの展開
西部エリアの空き家等を活用し、その人が持つ強みを活かせる場所(多世代交流、子どもたちの教育の場、共用の花壇や菜園を行う場等)を増やしたい。他の地域のモデルケースを踏まえて、函館ならではのスタイルを提案したいと考えています。
【その2】シニア世代の方がオシャレして集う場を レイトナイトショー!
まちセンで、いにしえの映画上映はどうでしょう?思い思いにオシャレをしてクラシックな建物に集う…自宅でのDVD鑑賞とは一味違う、オトナで素敵なひとときをまちセンで過ごしていただけたら。
この企画は、私がよく立ち寄る西部地区のカフェ店主との会話からひらめいたものです。多目的ホールは映画上映が可能なので、何とか実現できればと思っています。
他にも『緑地化計画』『フォトウエディング計画』などなど、まちセンでチャレンジしてみたいことがたくさんあります。若い世代がまちセンに来たくなるような工夫もしていきたいです。「こんなことをしてほしい!」など、みなさんの声をお寄せください。もちろん、函館オススメスポットのお問い合わせから相談事まで、どんなことでもお気軽に。いつでもウェルカムですヨ。
まちセン萌えスポット③
『函館洋家具復元プロジェクト』から生まれた複製の飾り棚
2011年、函館工業高校建築科のみなさんが協力企業と共に手がけたたもので、オリジナルは旧函館区公会堂(休館中)所蔵です。
函館洋家具の意匠と伝統工法をひも解き、3年がかりで完成した飾り棚。まちセンで初めて触れたとき、その重厚さに圧倒されました。
みなさんにもぜひ触れていただき、函館の古き良き歴史と、職人の心意気を感じ取ってもらいたい…そんな萌えスポットなのです。
昨秋、2日間限定でゴージャスな空間に生まれ変わった飾り棚。
茅森 昇起(かやもり しょうき)
海の日生まれ26歳。福祉の仕事から2018年4月よりまちセンスタッフに。特技はイラスト、消しゴムはんこ製作など。※この連載は全4回です。
スタッフ連載・かやもりの「上へまいりま~す!」vol.4 | はこまち通信 vol.48 掲載(2019年4月発行)
あっという間の一年でした
最終回は、この1年で私が学んだことの中から『研修』をテーマにお伝えします。
この冬は釧路・東京で行われた『防災講座』に参加しました。
昨年9月の北海道胆振東部地震以来、「まちセンスタッフの私にできることは何だろう」と考え、試行錯誤を続けてきただけに、学んだことひとつひとつが胸に響きました。
なかでも強く印象に残ったことをご紹介します。
- 共に考え、悩み、完全に理解することはできなくても、常に『理解する姿勢』をもって被災者と接すること。
- 被災者の心に寄り添うことは大切ですが、地元に戻った時には『自身のこころのケア』を行うこと。
- 活動中に気づいたことは、一度手を止めてまわりの人にも伝えること。例えば表面上は見えにくい課題や個人の想い、自分とは異なる価値観の違いなど。
- 行政・社会福祉協議会・ボランティア・当事者など、みなそれぞれ果たすべき役割があること。
- 各々の力を活かして取り組む『協働』のあり方は平常時、緊急時、どちらであっても活用されること。
このほかにも災害を身近なものとして捉える必要性や、被災者がペットと共に避難する意味、災害ボランティアセンター運営についての考え方、設置にあたって大切にすべきことなど、多くのことを学びました。
季節がめぐり、早くも次の1年が始まろうとしています。
思い起こせば、色々な場所で様々な人たちに支えられた1年でした。
この連載もその1つです。「はこまち見たよ!」みなさんのあたたかい言葉があったからこそ、楽しみながら書き続けられました。
これまでのご愛読に感謝申し上げます。
まちセン萌えスポット④
旧丸井今井時代から動き続けるエレベーター
このコーナーのラストを飾るのは、昭和9年に設置された『手動式エレベーター』です。この子について語りだしたらもう止まらない?!一瞬でもエレベーターに興味を持ったそこのアナタ、かやもりがみなさまをご案内いたします。かやもりが不在の場合は「この人の持ちネタを聞きたい!」あなたがビビッと感じたスタッフにお声がけくださいね。案内や説明はスタッフごとに異なり、それぞれに特徴があるんです。
これからもまちセンはスタッフ全員で「上へまいりま~す!」
茅森 昇起(かやもり しょうき)
海の日生まれ26歳。福祉の仕事から2018年4月よりまちセンスタッフに。特技はイラスト、消しゴムはんこ製作など。
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【vol.1】 New Faceがまちセンで心がけること
【vol.2】『GLAY』で賑わう夏のまちセン☆パシャッ!☆
【vol.3】函館パワースポット(パワスポ)計画
◎次号より「スタッフ連載ページ」はスタッフ・谷口が担当いたします。