日本の美・伝統の美「盆石と絹の工藝展」

本日5月30日（土）より、
日本の美・伝統の美「盆石と絹の工藝展」が始まりました！

「盆石道　細川流盆石函館支部」による作品展となっております。

盆石とは、黒い盆の上に自然石を置き山や岩などを表し、
白砂などで海や川の流れを描き、自然の情景を黒塗りの盆上に表現するものです。

作品の一部をご紹介します（写真をクリックすると拡大します）。

「新函館八景」と題されたされた作品
立待岬秋月、住吉浦落雁、大森浜晴嵐、七財橋夕照など、
函館の自然の情景８つを一つの盆上に表現しています。
ぜひ、じっくりとご覧いただきたい作品の一つです！

 

もう一つは、駒ヶ岳と大沼公園の作品
白砂で駒ヶ岳の特徴的な輪郭と残雪を表現しています！
この他にも、二十四節気にまつわる作品などを展示しております。

6月1日までの期間中、13時からは「盆石の実演」が行われます。

写真は今日の様子、見学に来られていた方は
じっくりと手の動きを観察していました。

白砂を描く道具、匙や羽を用いて様々な表現をします。

間近で「盆石」の技法が見られます！
会場内では、簡単な白砂の描き方も教えてくれますので
興味のある方はチャレンジしてみてください！

 

日本の美・伝統の美「盆石と絹の工藝展」はこのあと、
5月30日（土）9:00～20:30、6月1日（月） 9:00～17:00まで
2日間の開催となっております。

どうぞ、「盆石の世界」に触れてみてください！

 

Ｂｙ　榎本