学校にある物で防災グッズ 函館水産学校の取り組み

3月21日、函館大火の日。
まちづくりセンターでは
函館水産高校のみなさんによる
防災グッズの展示を行っております。

実際に被害が発生した場合を想定し、
学校内にある物を活用して
防災・減災に役立てよう
というプロジェクト。

函館水産高校は北斗市七重浜にあり、
海抜は5メートル。
万が一、大きな地震が発生した場合
津波の恐れがあるという危機感から
『防災・減災』をテーマに取り組んだのだそうです。

さて、函館水産高校といえば
魚の缶詰の実習販売が有名ですよね。
学校祭の目玉商品です。

これらを災害時の非常食として活用するだけでなく
『缶詰を使ってできること』にも
果敢に挑戦しています。

学校で使われている印刷機の
使用済みマスター(排版)と
空き缶を活用して熱源にする
というアイディアには驚きました。

印刷機はまちづくりセンターにもありますが
その発想はありませんでした。勉強になります。

ダンボールベッドの枕には
シュレッダーくずも。

お菓子の袋も有効活用しています。

 
自分たちで考え、工夫を凝らした
函館水産高校生の防災・減災をテーマとしたプロジェクト。

明日3/22(金)午後には撤収してしまう予定です。
ご覧になりたい方はお早めにお越しください。

函館水産高校
アクサ・ユネスコ協会減災教育プロジェクト
学校にある物で防災グッズ開発

日時 2019年3月19日(火)~22日(金) (最終日は午後から撤収の予定)
場所 函館市地域交流まちづくりセンター 1階 階段手前(末広町4-19)
問合せ 函館水産高校 電話0138-49-2411

 

by くきさわ