択捉島アイヌ民族を知る講演会(2020.8)

択捉島水産会主催
択捉島アイヌ民族を知る講演会
あるアイヌ民族女性の生涯 ~先住の択捉島から函館へ~
が、函館市地域交流まちづくりセンターにて催されました。
告知のチラシはこちらです。

前半は講演会で、講師に
道南女性史研究会代表 酒井嘉子氏が登場。

酒井さんは、歴史に埋もれがちな女性たちの生き方に
光を当てる活動をなさっています。


1945年に旧ソ連軍が択捉島を占拠するまで
アイヌ民族も生活を営んでいたそう。

択捉島を離れ、函館で過ごしたアイヌ民族女性の人生に
多くの方が関心を持たれたようです。
主催者側が想定していた人数を上回る来場がありました。

質問も多く寄せられました。

後半は、函館在住の音楽ユニット『カポ』が登場。
感染症拡大防止のため、
事前に収録した音源を、スライド映像とともに流しました。



択捉島水産会代表、駒井さんとの
関わりがきっかけでうまれたのが
北方四島の一部に生息している
海鳥エトピリカを題材にした『エトピリカの歌』だそう。

カポのお二人のさわやかな歌声が会場いっぱいに響き渡り
本日の暑さがほんの少し和らいだような
そんな気持ちになりました。

函館の市民活動団体『択捉島水産会』は
函館の方にも北方四島に関心を持ってもらうことを目的に
活動しています。

今後も『択捉島水産会』主催の講演会から
目が離せませんね。

講演会の開催が決まりましたら、
まちづくりセンターのウェブで随時紹介いたしますほか
センター内にて掲示いたします。

 

by くきさわ