まちづくりセンターで、
推奨土木遺産「函館漁港船入澗防波堤 」昔の船入澗写真展 が開催中です。
明治32(1899)年に完成した「船入澗防波堤 (ふないりまぼうはてい)」は
弁天台場取り壊し時に発生した石垣を用いたと伝えられる石積みの防波堤で、北海道最初の近代港湾施設といわれます。
2004年には土木学会・推奨土木遺産に認定されるなど近年注目を浴びており
今年3月に修復工事が完了しました。
この写真展は修復工事の際に、原形の確認を目的に防波堤の写真を募集したも62枚のうち
代表的なもの20枚を展示しております。
函館山や防波堤のある函館漁港(入船漁港)をバックに記念撮影したもの
澗内にひしめく、いかつり船。
石積みや澗内の状況が確認できる写真
昭和35(1960)年のチリ地震時の様子で、石垣から津波の引き潮の様子がわかり
灯台付近も海底が見えます。
昭和20年代から昭和40年代の船入澗防波堤の写真が展示されております。
「昔の船入澗写真展」は、このあと5月31日(金)までの開催です。
Written by えのもと